鏡のような水面が四季折々の風景を映す美しい池
標高1,500m、北八ヶ岳に源を発する渋川沿いに広がる、御射鹿池(みしゃかいけ)
湯みち渓谷など、絶景と人々の営みが詰まった癒しの郷
旧石器時代の黒曜石、縄文時代の落とし穴、神功皇后の神社創建、武田信玄の湯治
高島藩の鹿狩り神事や温泉経営、歴史散策など一日で廻り切れない魅力に溢れています
茅野市諏訪大社上社前宮周辺史跡を、探訪する前に立ち寄りました
静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出す
日本を代表する画家、東山魁夷画伯の有名な作品《緑響く》
のモチーフにもなったことでも知られています
到着時は、早朝までの雨が残り幻想的な御射鹿池を、、、
靄が立ち込めた神秘的な風景を想像していたが、真っ白で何もみえず////
このままでは帰る気がせず時間潰しに
明治温泉、湯みち渓谷、湯みち観音さまなど、
まだ崖に雪が残る、人通りのない静寂な湯みち街道を少し歩いた
数十分後くらいでしょうか、ご覧のように、期待通りの風景に感激♡
おまけに鴨のツガイが泳いでいます
緑響く…そこは音のない色の世界
静寂に包まれた唐松の森と御射鹿池
微かに湖面を揺らすは風のみ
撮影後、またもや靄がかかり真っ白な風景にかわりました
こんなに美しい池ですが、実はこれは農業用のため池で、
冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものです。
池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されています。
※堤防内は立ち入り禁止で、池に近づくことはできません。
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