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☆高野山 * 総本山 金剛峯寺

2021-11-13 | ♥秋の高野山参詣

紅葉が美しい金剛峯寺正門でした

 

 

高野山は弘法大師(空海上人)によって、開かれた日本仏教の聖地です

 弘法大師・空海は、国家安泰、世界平和、また、修行者のために、人里離れた山奥に

真言密教の根本道場を建立する願いを持っておられました

 その願いが叶い、西暦816年(弘仁7年)に当時の帝・嵯峨天皇より、この地を賜りました

 海抜約1000mの山上に広がるこのお山は、東西約6k南北約3kの盆地で

周囲を内八葉外八葉の峰々に囲まれ、蓮の華のような地形をなしております

 10世紀後期頃から大師入定信仰が生まれ、高野山を弥勒浄土とする信仰や阿弥陀浄土とする信仰と合いまって

一般民衆の信仰と尊敬を集め、千年以上も前から、多くの人々のお参りが絶えません

 

 

「金剛峯寺」という名称は、

お大師さまが『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)』

という、お経より名付けられたと伝えられています。

 

 

総本山 金剛峯寺という場合、金剛峯寺だけではなく高野山全体を指します

普通、お寺といえば一つの建造物を思い浮かべ、その敷地内を境内といいますが

高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺なのです

「では、本堂はどこ?」という疑問がわいてくるでしょう

高野山の本堂は、大伽藍にそびえる「金堂」が一山の総本堂になります

高野山の重要行事のほとんどは、この金堂にて執り行われます


山内に点在するお寺は、塔頭寺院(たっちゅうじいん)といいます

お大師さまの徳を慕い、高野山全体を大寺(だいじ 総本山金剛峯寺)に見立て、山内に建てられた子院のことです

現在では117ヶ寺が存在し、そのうち52ヶ寺は宿坊として、高野山を訪れる参詣者へ宿を提供しています

高野山真言宗 総本山 金剛峯寺HPより参照

 

 

 

高野山について詳しく分からず

宿坊、奥の院へのツアー時にお坊さんからご説明がありました

霊山で、墓所・供養塔があることやお大師様がまだご生存である、、、とか、、

まったく無知ですので、お聞きするお話はとても新鮮な気持ちで受け入れました

 

ではご拝観に参ります

 

 

 

金剛峯寺本坊

 

 

 

金剛峯寺裏門

(外側から撮影)

 

 

 

 

 

金剛峯寺額と霊木

奥の院御廟の後ろに立っていましたが、長い歳月が過ぎ、

落雷などによって木が傷み御廟保全のため、取除いた時の切り株を展示

 この霊木は高野杉と言われ元々は、高さ約57m、直径約2.87m、根元の周囲役9

 

 

 

 

 

 

海老虹梁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左側奥に勅使門、その正面に奥殿

 石庭としてはわが国最大の庭

雲海の中で、雄雌一対の龍が向かい合い、金胎不二の相を表し

奥殿を守護する龍の姿を表現しています

龍を表す青い花崗岩は、大師ご誕生地四国より運ばれた140個を使い

雲海を表す白い砂は京都の白川砂が使われています

 

 

 

 

 

 

 

別殿は桃山様式の建築

襖絵は、20世紀の画家守屋多々志画伯の作

東側の襖には、弘法大師入唐風景、西側の襖絵は、花の間の連続で四季の花鳥が描かれ

真言密教の曼荼羅観を表現しています(撮影禁止)

 

 

新別殿 (入口)

参詣者接待の場所

 

 

 

お大師さま、向かって右には胎蔵、左に金剛界の種字曼荼羅

 

 

学問の仏様である、文殊菩薩

 

 

「阿字 是れは菩薩心の義」

ビデオモニターより

 

 

別殿  四季花鳥図

牡丹は牡丹は中国の花であり、唐の時代には、最も愛好された花

は日本を代表する花、春の息吹が満ちあふれ、荘厳華麗な真言密教の花曼荼羅の世界

水蓮は青い蓮は文殊菩薩に捧げる花、仏教国の泥池に咲き、汚れに染まらぬ清浄な花とされています

は高尾の楓を思い清滝川の清流を背にした紅葉は、美しく密厳曼陀羅の世界

(撮影禁止)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台所

和歌山県県指定文化財

 

 

 

「二石釜」

一個で約98k(七斗)、三個で一度に約280k(二石)約2千人分のご飯を炊く

焚き口は、後ろに回り床板を外し階段を降りて焚く様式

 

 

とても見応えあり、拝観終わりました

出口には「ブラタモリ」

 

 

 

屋根に水桶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※西暦2004年(平成16年)7月には

「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界文化遺産に登録

 

※フランスのミシュランが高野山を三ツ星に選定されています

 ミシュラン社が093月に発売した旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』

高野山は「わざわざ訪れる価値のある場所」

「印象深さ,浮世と全く違う時間が流れている西洋人にとって神秘的」

として☆☆☆に選定

 

 

 

参照:高野山語り部

 

 

 


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