にし茶屋街から細い路地を通る
多分数十年前もこちらから入ったような気がします
今回は2度目の拝観です
予約をし、遅れないよう早めに着く
三代藩主前田利常の命により建てられた祈願所
当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩は、幕府の襲撃という万一の場合に備えて
金沢城を挟む犀川と浅野川を自然の濠に見立て、両河川の外側に寺院群を移築し
城の防備として、妙立寺に出城、砦としての役割を持たせました
寺にある井戸の中には、金沢城に続く抜け道があるといわれており
落とし穴となる賽銭箱や、床板を外すと現れる隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉など
そこかしこに敵を欺くための仕掛けがたくさんあります
茶室は刀や槍が振り回せないように天井が低くつくられています
寺の特徴ともいえる本堂屋根の突端部分に位置する望楼(物見台)からは
見張りのために遠くを見渡すことができます
外観は2階建てですが実際には7層になっており、部屋は23、階段は29もあります
このように多くのからくりが施されていることから、別名「忍者寺」とも呼ばれています
迷路のような内部は一度入ったら出られないといわれており、ガイドによる案内が必要です
妙立寺
出典:【石川 観光】 金沢の有名観光スポット15選
※動画の中、落とし穴となる賽銭箱や、床板を外すと現れる隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉など参考にして
正門
初めて行った頃は、落とし穴、隠し階段、隠し部屋、見張り台など全て体験できました
今回は女性スタッフが、グループごとに案内し説明していました
上記の仕掛け個所は、ホントのところ説明だけでは残念です
建物の保存維持のため、仕方ないのかもしれません
当時の高度な仕掛けや複雑な建築技術は、実際体験すると記憶に残りますが、、
拝観希望の方は コチラ
唯一、外から撮影できたのは明かりとり階段
蹴込みの所に障子を張り明かりを採り、また外敵の足影を見て槍などで攻撃することも可能
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日蓮宗のお寺でございます
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