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☆能登の古刹 * 大本山總持寺祖院

2023-07-11 | ♥北陸 * 平泉寺白山神社・永平寺・金沢・能登

輪島市門前の總持寺通り

 

 

 

北陸の名高い曹洞禅の永平寺に続き、總持寺祖院に参りました

今から約700年前に開創された曹洞宗のお寺です

横浜の總持寺は知っていましたが、石川県輪島から移ったことは知りませんでした

 

 

輪島市門前の總持寺通りに「禅の里交流館」

門前町形成のもととなった總持寺祖院の歴史や修行の様子を多数展示している資料館

 

座禅を組んだ○○人に眼がゆき、立ちどまってしまった

石像には誰とも記されておらず、想像におまかせ、とのことらしいが、、

 

 

ドイツ人禅僧 ゲッペルト昭元師では?

雲の如く 水の如し コチラ

 

 

 

 

 

 

大本山總持寺祖院 前

 

 

 

總持寺祖院の歴史

大本山總持寺祖院、正しくは諸嶽山總持寺と言い

今から約7百年前元亨元年(1321年) 瑩山紹瑾禅師によって開創されました。

翌元亨2年夏禅師に帰依された後醍醐天皇は綸旨を下され、

總持寺を勅願所として「曹洞賜紫出世第一の道場」と定められました。

 その後寺運益々隆盛を極め全国にその末寺1万6千余を数えるに至りましたが、

明治31年4月13日不幸にして災禍により七堂伽藍の大部分を焼失しました。 

これを機に布教伝道の中心を神奈川県横浜市鶴見に移しました。 

当院は、祖廟として次々に堂宇が再建され、山内約2万坪の境内には焼失をまぬがれた

伝燈院、慈雲閣、経蔵などのほかに七堂伽藍も再建されました。 

山水古木と調和し、風光幽玄な曹洞宗大本山の面影をしのばせ、一大聖地として現在に至っています。

(公式サイトHPより)

 

 

 

 

 

経蔵

 

 

タニウツギ

 

ヤマボウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山門

境内の中央に威容を誇るこのたてものは、総欅造りで昭和7年に完成

楼上に観音菩薩、五百羅漢の古仏を祀ってある

二階正面に畳一枚もある大きな「諸嶽山」の扁額は前田利為公の筆によるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法堂

総欅造りの大伽藍で正面に開祖瑩山禅師、左右に道元禅師と二祖峨山禅師を祀り

左殿に本山守護神、三宝大荒神と總持寺の前身諸嶽寺住職定賢律師を祀ってある

欄間には瑩山禅師の誕生から諸国行脚の一代記を山形県の名工が親子二代に亘った見事に彫刻している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏殿

大正元年に再建

正面は御本尊釈迦牟尼如来、右に大権修理菩薩、左に達磨大師を配している

客殿を兼ねた相見の間の奥の書は山岡鉄舟の作

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝燈院

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経蔵

 

 

 

 

 

 

 

古刹 總持寺祖院は

再建で山門、仏殿などがよみがえり、消失を免れた建物とともに

今も総ケヤキ造りの風格ある山門や仏殿、法堂など歴史を感じ威厳を伝えています

若葉が濃くなりつつツツジの花も彩り、今は静かな總持寺祖院でした

すれ違った禅僧に丁寧なお辞儀をして頂き、観光者はとても恐縮し感激致しました

 

参考資料:曹洞宗大本山總持寺祖院 HP

 

 

探訪:昨年(2022)5月、記憶を辿りながら記録に残します

 

 

 



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