バルカン半島旅行から2ヶ月半近く、記憶がだんだん薄れつつある未投稿記事を進めます
まず、アルバニアはどこにあるか分かりますか?
私は行き先を決めたもののアルバニア、マケドニア、モンテネグロは「どこどこ」と探しました(*´Д`)
ギリシャと国境を接し、アドリア海を挟んだイタリアの対岸と言えば「うんうん」と分かりますよね
28年前くらいまで鎖国をしていたこともあり、それほど知れていません
ですが、ここにはベラートという世界遺産の素敵な町があります
北にはモンテネグロ、東にはマケドニア共和国とコソボ、南にはギリシャと国境を接する
宗教の信者数はオスマン帝国支配等の歴史的経緯から、イスラム教徒である国民が大半を占めるが
信仰形態は非常に世俗的である、キリスト教の正教会やカトリックの信者も少なくない
なお、欧州で唯一のイスラム協力機構正規加盟国である =Wikipedia参照
「ベラートとギロカストラの歴史地区」ということで、世界遺産に登録されています
ビザンツ帝国、ブルガリア帝国、セルビア王国などの支配を経て
15世紀半ばよりオスマン帝国の支配下におかれた歴史と町並みを残しています
途中で寄ったカフェで飲んだコーヒー(日本円で70円くらい)、旨い★トルコ式コーヒーでしょうか
途中のモスク塔(ミナレット )
アルバニアの首都ティラナから122km先の世界遺産「ベラート歴史地区観光」
家屋の一階には、外敵から身を守るため、銃口の小窓が無数に設けられ、二階には太陽光を取り入れるための大窓が設えてある
これらの窓を合計すると、全部でおよそ1000個あるといわれ、これが「千の窓の町」と称される所以
漆喰で塗られた白い壁が特徴的で、町全体の調和も醸し出している不思議な魅力のある町、ベラート(Berat/Berati)
ベラートの「千の窓の町」に着きました、太陽燦々で眩しく快晴ヽ(^o^)丿
かつて、オスマン帝国の一部だった名残なのですが、山の斜面にトルコ様式の家々が立ち並んでいます
↓ こちら側がマンガレム地区(Mangalem)丘の頂上部分にはベラート城(Kalaja e Beratit)
オスミ川を挟んで、北側にマンガレム地区(Mangalem)と、南側にゴリツァ地区(Gorica)に分かれています
因みマンガレム地区(向って右)はイスラム教徒、ゴリツァ地区はキリスト教徒と現地ガイドさんの説明あり
ゴリツァ地区に行く橋を渡ってみました
橋上で穏やかな日常風景
↓ この丘の頂上、ベラート城跡へこれから行きます
広大なイスラム・キリスト教徒の墓地を通り過ぎ、 オーリヴ畑の坂道を上って、、
こちらはトイレ借りたお店
とても素朴で分かり易いイラスト
↓ 右の壁にかかっているイラストはベラート城ではないかしら・・・
5月中旬、お花は咲き乱れて
ベラートでの最大の見所はベラート城です
※観光ではベラート城と言われていますが遺跡です
城跡にはレストランや博物館もあり、洗濯物を干していたりとなんとも生活感あふれる世界遺産です
城内の博物館はオノフリ・イコン博物館といい、正教のイコン(宗教画)が綺麗に残っています
バルカン半島はキリスト教のほかイスラム教も入ってきていて、ベラートの町並みもイスラムの様式が混じり、モスクもあります
そのような土地柄で見るキリスト教のイコンは特別な感じがしますね、どのような歴史を経てきたのでしょうか
独立の記念碑?でしょうか、ここから城塞へ登ります
白い城壁に「ケシの赤い花」がとても印象的
ベラート城があった丘の上には、13世紀に築かれた城壁がそのまま残されている
もともとは紀元前4世紀に、アルバニア人の祖先とされるイリリア人が住んでいた場所に、現在も人々が生活しています
手作りのお土産屋さん
こちらは売り物
こちらも売り物
遺跡場所に似合わないコカコーラテントと椅子
生活圏です
こちらも売り物
コケコッコウ~にビックリ
立派なニワトリは放し飼い
城壁内にはおよそ40もの教会があったが
15世紀初頭から始まったオスマン帝国支配の時代に、教会はモスクへと建て替えられてしまった
↓ 山頂
馬の蹄鉄もなんだか懐かしい赤いベンツ
ベラート城の南端の展望台から 、 正面の山はトゥモロ山(2416m)
砦からの眺望
① さっきまで居た「千の窓の町」の先は市街地
② 正面のドーム型建物はアルバニア大学
③ 橋を渡って行ったゴリツァ地区
アレッポ松が無造作に伸び切っているのが、なぜかいい感じ(*^-^*)
懐かしいアマリリス
お食事です
ジャガイモがあれば生きていけるワタクシですが、、
お土産屋さん
親子亀
黄色のポスト
なぜかいつまでたっても去りがたい風景でした
地元のおばさんが食べていた頂き物
味は見ての通り、青酸っぱくて青梅を食べているようで、、、
これは普通に美味しいらしい(*_*)
次は国境越えマケドニアへ
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