北マケドニア共和国(Republic of North Macedonia)
マケドニア共和国の国旗
1995年に制定された現在の国旗は
マケドニアの1992年の新国章案をデザインしたグラフィックデザイナーのMiroslav Gr evがデザイン
太陽と光線は、マケドニアの国歌『今日、マケドニアの上に』で歌われる
マケドニアの頭上に生まれた「新しい自由の太陽」を表す
赤色と黄色は、マケドニアの伝統的な紋章に中世末期以来用いられてきた赤地に金色のライオンに由来するもので
マケドニアを象徴する色
※日本の旭日旗に似ている北マケドニア国旗は、隣国の反日勢力から言いがかりがあった、今は知らないが・・・
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いきなり「北マケドニア共和国」の記事を投稿したのは、タイミングよく「僕らマケドニア同好会!」の記事を読んだこと
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北マケドニア情勢
独立後の国名「マケドニア」に、ギリシャが「古代アレキサンダー大王以来、マケドニアはギリシャ北部を指す地名だ」と反発、マケドニアの北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)への加盟に反対した。ギリシャとの交渉を経て2019年2月に国名を「北マケドニア」と変更し、翌年にNATOに加盟した。
また2004年からEU加盟候補国となったが、民族問題を抱えるブルガリアが交渉入りを反対した。フランスの仲裁などで、昨年7月に交渉入りとなった。
6、7世紀頃 | スラヴ人が定住 |
15世紀以降 | オスマン・トルコの支配下に入る |
1918年 | セルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国建国 |
1945年 | マケドニア人民共和国に国名を変更。翌年旧ユーゴ構成共和国の構成国である議会制の共和国に。 |
1991年 | マケドニア共和国に国名を変更。旧ユーゴより独立。 |
1993年 | 国連加盟 |
2001年2月 | アルバニア系過激派勢力による武装蜂起、政府軍との銃撃戦。(旧ユーゴ最後の民族紛争) |
2001年7月 | NATO仲介の下、停戦。枠組み合意(オフリド合意)が成立(同年8月)。 |
2003年3月 | EU軍事ミッションがNATOから駐留ミッション引き継ぎ。 |
2006年6月 | EU駐留ミッション活動終了。 |
2019年2月 | 憲法上の国名を「北マケドニア共和国」に変更。 |
2020年3月 | NATO加盟 |
■ 【海外安全.jpのコメント】
各国政府とも、北マケドニアへ渡航する国民への注意喚起は現時点で最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロに分類できる事件も完全に否定できるものではありませんが、大規模なテロの標的としてあえて北マケドニアを狙う理由は見当たりません。
他方で、この地域からイラクやシリアに拠点を保有していたISに参加した人間が複数いることも事実であり、実際に北マケドニア当局が不穏分子を拘束したとの報道もなされています。現時点で問題が顕在化していませんが、潜在的な不安定化要因となりうることは認識しておく必要があります。
スリや置き引き等の一般犯罪は大都市で多く観察されており、日本政府はもちろんイギリス政府、オーストラリア政府も注意喚起を発しています。オーストラリア政府を除き、首都スコピエ等北マケドニア国内の観光地に色を付けて警戒を促している国はありませんが、北マケドニアを旅行する際には「日本とは違う」という意識をもってご自身の安全を確保されることをおススメします。
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