二月堂は、東大寺の北東部に位置する大規模な国宝の仏堂で
火の粉を散らす「お水取り」で全国的に有名な存在となっております
近隣には三月堂や四月堂もある中で、「二月堂」に「二月」という名が付けられている理由は
お水取りが旧暦の2月に行われることに由来しています
本尊としては堂内に2体の大観音、小観音と言われる十一面観音像が安置されていると言われていますが
絶対的な秘仏とされており、その姿を一般の方が目にすることは出来ません
古都に春を呼ぶ「お水取り」
修二会(しゅにえ) 3月1日~3月14日
二月堂の本尊十一面観音に東大寺の僧侶が全ての人の罪過を悔い改めて
国家の安泰と人々の豊楽を祈る法要
一般によく親しまれるのは12日の、修二会の別名「お水取り」と呼ばれる行事
おたいまつ上堂 1日~13日19:00 (12日は19:30、14日は18:30)
毎日10本(12日は11本)
お水取りは12日深夜(13日未明)
※火の粉が飛び交う行事は、練行衆を先導する童子が振りかざす松明から
火の粉を散らす3月の期間中毎日行われる「おたいまつ」と、
修二会のクライマックスに行われる「達陀」において
練行衆が自ら松明を振りかざす儀式です
それでは参ります
こちらの横にある井戸、若狭井から水を汲み、十一面観音に捧げる儀式に使われています
曇天だったが、奈良の空はひろぉ~い
大仏殿の背景に、なだらかな生駒山を望むが、、雲の中
二月堂の北側にある屋根の付いた石段、あれは登廊ではないですか?
長谷寺の登廊は有名で、、、
子供たちが歩いて下るのを見て、不調だった体中が覚醒(笑)しました
それでは慎重に石段を下りて、、、
お水取りの際には
この登廊を松明を持った練行衆らが駆け上る姿を見ることができるそうです
振り返って
石階段を下りて、裏参道に出ました
石畳と石段が続き、なだらかな坂道沿いには古の歴史を感じる土塀が立ち並び
振り返れば、その向こうに二月堂が見え、とても風情のある風景です
鏡池にけむる東大寺、、
二月堂参詣道入口まで戻ってきました
修学旅行生
ぐるっとパスで、車を停めている春日大社へ
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