宝筐院 ( ほうきょういん )
宝筐院は、京都嵯峨野にある臨済宗の寺院 です
平安時代に、 白河天皇のよって創建され、 当時は、 善入寺といいました
南北朝時代に 夢窓国師の高弟 黙庵周諭禅師が寺に入り、 足利義詮の保護で伽藍が復興されました
足利 義詮の没後、義詮の院号の宝筐院にちなみ、寺名は宝筐院と改められました
足利義詮と楠木正行の菩提寺
足利と楠木は、 鎌倉幕府の執権北条氏の支配に対抗し、 北条氏を倒すまでは見方同士でした
その後の南北朝時代に、 足利は北朝、 楠木は南朝に別れて、 敵同士になってしまいました
そして、 足利尊氏が神戸湊川で楠木正成を撃ち、 その後室町幕府を開きます
楠木正行と足利義詮の墓
足利義詮が黙庵から楠木正行の人柄等を聞くにおよび、非常に感銘を受けたため
楠木正行の隣に葬ってくれと、頼んだそうで
足利義詮と楠木正行が並んで眠っている菩提寺です
参照:宝筐院HP
門をくぐると、名残り紅葉というのでしょうか、目に飛び込んできました
境内を埋めつくす美しい晩秋の紅葉は、訪れた人の足をとめさせ
秋色に美しく変化した紅葉、皆にやさしく降りそそぐ
紅葉のトンネル、辺り一面が黄金色や赤色の紅葉に包まれ
モミジと参道を彩る、落ち葉のコントラストが素晴らしい
参道 散り紅葉も美しい
本堂前
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本堂からの東庭
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ここ一番の紅葉☆
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敷きもみじ
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散りもみじ
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みんなが眺めていたのは、
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紅葉最盛期には約2週間くらい遅めでしたが
十分堪能できました
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