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☆晩秋の京 * 小倉山のふもと二尊院

2020-12-08 | ♥京都・奈良の旅

慶長18年、伏見城にあった薬医門を角倉了以によって移築・寄進されたもの

 

二尊院は小倉山山麓にたたずむ天台宗のお寺。

承和年間(834~847)に嵯峨天皇の勅願により慈覚大師円仁によって開かれました。

その後衰退しましたが、鎌倉時代に法然上人らによって再興されました。

人が誕生して人生の旅路に出発する際に現れる「発遣の釈迦」

そして人がその寿命をとじるときに極楽浄土より迎えにくる「来迎の阿弥陀」と、

双子のような二尊が本堂に祀られています。

 

 

紅葉の馬場

総門を抜けた先に広がる、真っすぐに伸びた参道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂

 

 

 

二尊院のご本尊は釈迦如来阿弥陀如来

「発遣の釈迦」と「来迎の弥陀」の二尊が仲良く並び祀られています

「発遣」とは、極楽浄土への往生を目指す私たちを釈迦如来が導き送り出してくれること。

「来迎」とは、そんな往生を目指す私たちを阿弥陀如来が浄土から迎えにきてくれること。

出典サイト

 

 

 

☆本堂の裏手の裏山は小倉百人一首でも名高い小倉山

 

 

六道六地蔵の庭

"全ての命は六道と呼ばれる6つの世界を生まれ変わりながら繰り返していく"という考え方

 

 

 

仏教における「六道輪廻」とは・・・・興味ある方はコチラ

 

 
 
 
花手水
 

 

 

 

 

角倉 了以(すみのくら りょうい)(1554-1614)

朱印船貿易の開始とともにベトナム貿易を行い、山城の大堰川、高瀬川を資材を投じて開削した

地元京都では商人としてよりも琵琶化疎水の設計者である田辺朔郎と共に「水運の父」として有名である

嵐山界隈では、ほかに嵐山公園亀山地区に1体、大堰川右岸の大悲閣千光寺に木造が1体あります

詳しくはコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耳を澄ませて時を忘れる

温かい一日でした

 

 

 

 


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