東寺は京都へ来たときは必ず立ち寄る
京都八条の都ホテルから、朝食後歩いて、、
立派な慶賀門は鎌倉時代前期に建造、お迎えの東寺の提灯は「ザ・京都」
訪ねたのは2月中旬、遅い投稿になりました
非公開文化財特別公開【東寺 五重塔】
2022年1月8日~3月18日
秘められた京の美を訪ねて~
~京都の象徴(シンボル) 日本一高い五重塔~
世界文化遺産に登録された真言宗総本山
平安京造営時に国家鎮護のために創建され、のちに弘法大師空海に下賜された
徳川三代将軍家光が再建した五重塔(国宝)は、高さ約55mの日本一高い木造塔である
今回は特別拝観で五重塔内部にも入ることができました
撮影禁止
特別公開の初層内部は極彩色の文様で彩られ
密教の根本仏・大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四仏が安置されています
中には塔の初層に心柱を中心にして大日如来を
周囲に金剛界の四仏(阿閦如来、宝生如来、観自在王如来、不空成就如来)が
さらに周囲を同じく金剛界の八大菩薩が描かれ暗いなか黄金の輝きを放っていた
空海は、塔の心柱は大日如来を象徴し、両界曼荼羅図を建築に表現した
内部の壁の上段には真言八祖像(最後は空海)、下段には蓮地が描かれています
芯柱を囲む四大柱には 金剛界曼荼羅諸尊が剥落していますが描かれています
外陣周りは、四方の扉の内面に護法八方天、扉の左右の柱には八龍王
周囲の天井は、折上小組格(おりあげこくみごう)天井
長押(なげし)等にも全面にわたって極彩色の文様が装飾されている
※高野山 檀上伽藍でお参り時、多少お勉強した
五重塔、下から見上げて
国宝に指定されている教王護国寺(東寺)の五重塔は
元慶7年(883)頃に創建されたものを、五度もの焼失の後に寛永21年(1644)に
徳川家光の寄進により再建したものです
金堂(国宝)
ご本尊:薬師三尊像を祀る
日光菩薩・月光菩薩像など安置
その周囲には12神将などの仏像がずらりと並ぶ
21体の仏像(うち16体が国宝、5体が重文)
講堂(重文)
立体曼荼羅(りったいまんだら)を形成するなど
密教美術の宝庫といわれる諸堂も拝観できる
(左)金堂 (右)講堂
食堂(じきどう)
<春の催し>
第13回 やすらぎの空間
2022年2月1日(火)〜3月27日(日)
午前9時〜午後4時30分
会期中無休(無料)
藍友禅 橋詰清貫の世界
四季の折々や古典を題材に、藍染めの清楚な色合いと、繊細な京友禅が調和する
藍友禅 橋詰清貫の世界
四季の折々や古典を題材にした数々の作品
藍の濃淡で空間に「癒やし」を創出する、新しい美の世界を堪能致しました
展示内作品 撮影禁止
御影堂(大師堂)
東寺を任された弘法大師空海が住房とした場所
空海はここで講堂の立体曼荼羅を構想し、造営工事の指揮をとりました
御影堂では、今も毎日、弘法大師空海がいらしたときと同じように、一の膳、二の膳、お茶が出されています
東寺に来られたら、まず御影堂からがおすすめです
残念ながら桜は見れなかったのでHPよりお借りして、、、
▼東寺の*不二桜と五重の塔
東寺の*不二桜(ふじざくら)
東寺の講堂の東側に、瓢箪池という大きな池を中心とする回遊式庭園があります
その一角に、ひときわ目を引く大きな枝垂れ桜があります
高さ13m、枝張り10mというとても大きな木です
この桜は、もともと岩手県盛岡市のある旧家で育てられ
平成6年(1994) 秋田県を経て三重県鈴鹿市の鵜飼農園が譲り受け
大切に育てられた樹齢120年を数える大木です
平成18年(2006) が弘法大師入唐求法の旅より帰朝されて1200年の記念にあたることから
東寺信徒総代から寄贈され、この場所に移植されました
弘法大師の「不二の教え」から「不二桜」と命名されました
桜は「紅枝垂れ桜」というエドヒガン系の種
移植可能な桜としては、国内最大級のものです
参照:平成18年2月26日、株式会社山田造園
つづいて東側に建つ、観智院へ
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