先日(20日)、梅宮大社のお花見の前に、松尾大社へ寄ってきました。この日は、松尾大社の神幸祭で、和船に神輿(みこし)を乗せて桂川を渡る「船渡御」などが行われていたのですが、訪ねたのがお昼を過ぎていたので、すでに祭りの後・・・とても静かでした。
松尾大社は、京都でも最古級の神社で、この一帯の住民が松尾山の御神霊を祀ったのがはじまりだといわれています。地元では「松尾さん」と親しまれている洛西の氏神です。また、聖武天皇の時代(733)、社殿裏手の御手洗谷から霊泉が湧き出し、この霊泉を飲めば諸病が治り、お酒を造れば寿福増長、家門繁栄するとお告げがあり、日本第一の醸造祖神としても知られています。
「やまぶき」の名所としても知られ、現在見頃です。重森三玲氏作の「松風苑三庭」がありますが、こちらは、またの機会に訪ねたいと思います。
なで亀さんという、神様の使いとされる亀の石像があります。触ると、亀の長寿にあやかり、ご利益があるとのことです。
境内の茶店でみたらしだんご(300円)をいただきました。最近団子の屋台をよく見かけますが、どこのお団子も、その場で焼いているものは、はずれがなく(^^;)おいしいです。
松尾大社から桂川を渡って、歩いて梅宮大社へ行きました。【前ブログ】歩いて15分ほどです。この日はいい天気で、風が強かったものの、河原ではバーべーキューを楽しんでいる人がたくさんいました。菜の花も見頃です。