先日、京都市美術館で12月1日まで開催中の「近代日本画家の巨人 竹内栖鳳展」へ行ってきました。京都に生まれた竹内栖鳳(たけうちせいほう)は、日本画家の近代化に大きな役割を果たした画家です。栖鳳は、これまでの日本画になかった陰影表現や写実など、西洋の技法を次々と取り入れ、誰も見たことのない日本画に挑戦し続け「獣を描けばその体臭までも表す」といわれるほどの表現力の持ち主です。
「栖鳳の前に栖鳳なし、栖鳳の後に栖鳳なし」と称賛され、描く端から作品が飛ぶように売れ、アトリエには絵を注文する行列が絶えなかったそうです。今回の作品展ではそれを物語るようにたくさんの作品が展示されています。一人の画家の展示会でこれほどの数を見たのは初めてかも?音声ガイド(500円)のナビゲーターは辰巳琢郎さんです。
隣接フロアで「下絵を読み解く~竹内栖鳳の下絵と素描」展が開催されています。竹内栖鳳展の半券で入場券割引があります。竹内栖鳳展で鑑賞した絵の下絵もあり、なかなか興味深いです。本展を見てから下絵展を見るのがお勧めです。
京都市美術館 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/index.html
11月12日より後期展示がはじまります。竹内栖鳳展は、音声ガイドを聞きながら、ゆっくり見学して1時間ぐらいです。下絵展は20~30分ぐらいです。
美術館の裏(東)の楓の並木は、少し色づいてきています。ここは、桜並木もあるので、紅葉の見ごろは早めです。
美術館から歩いて3分、京都市動物園の横(北)にある「ザ・ガーデン岡崎」でランチを頂きました。今年の7月にオープンした京都ホテルオークラの直営店です。「岡崎プレートランチ(1,400円)」を頂きました。会席弁当のようにいろんなお料理が少しづつのっている女性好みのランチです。だし巻き卵が暖かいのがうれしかったです。(^^)
岡崎ランチはお得なお値段ですが、デザートやドリンクがついていないので、追加注文しました。おいしそうな自家製ケーキがたくさん並んでいましたが「京トマトの抹茶大福」が気になったので食べてみました。(ドリンク付きで1,000円)トマトの大福?しかも抹茶・・・想像がつかない味ですが、トマト(生のままではないと思います)が、甘くてすっぱいサワーチェリーのような味で、餡や抹茶クリームとあって、おいしかったです。(^^)*コーヒーのお替りもできます。
右上写真「ステーキ弁当(2,000円、デザート、飲み物付)」も、お肉が柔らかでおいしいです。なおこのお店は、京都ホテルオークラのおもてなしですが、サービス料がないのがお得です。カフェの他に、お土産、自家製パン、お弁当のコーナーもあります。
京都ホテルオークラ ザ・ガーデン岡崎
http://okura.kyotohotel.co.jp/restaurant/garden_okazaki/
忙しいお店です。事前予約もしくは、お昼時の時間を外すのがお勧めです。