2012.10.26発行
「Joy it(ジョイット)通信」より、コントロールドラマ
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今の渡部信子からのご挨拶
この記事を書いた時は、まだ
この本『人づきあいがラクになる心理学の教え」』が
出版されていませんでした。
会から毎月送られてくる小さな印刷物
の内容が、これまでに読んだどんな心理学の本より
はるかに面白くて
もっと多くの人が読めればいいのに…、と思って
井上知子さんと、北村昌陽さんにお願いして
出版に至りました。詳しくはこちらに。
下記のコントロールドラマの続きを知りたい方は
『人づきあいがラクになる心理学の教え」』の
73~81Pに書かれていますので
ぜひ、購入して読んでください。
家庭に一冊
イライラしたときにさっと手を伸ばして
読めるようにしておかれるといいですよ。
ジョイイット通信は今も続いています。
ご希望の方は、Joyit事務局
メール joyit-ejima★atelier-six.biz (★を@に変えてください)
または Tel/Fax 075-751-2979 に。
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メンタルサポートの会 「Joy it(ジョイット)」に入会しました。
会の代表は井上知子さん。
大学で数学を20年間も研究されていたのに心理学に転向
今はアドラー心理学に基づいた
メンタルサポート教室を開いたり
臨床心理士として活躍されています。
年会費は3,600円、毎月通信が送られてきます。
これがとても面白いので、井上さんの了解をいただき
ジョイイット通信の内容の一部を
今号からご紹介することとなりました。
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【コントロールドラマ】
コントロールドラマというテーマで何を想定して
参加して下さったのでしょうね。
例は、テレビやドラマにあふれかえっています。
ストーリーの中に誰かが誰かをコントロールしようとして
それに従わないために、あるいは逆に従いすぎて
ドラマが生まれているのがほとんどなのですから。
従って、今更挙げるまでもなく、そこらじゅうに
コントロールドラマがありますし、皆様もなんとなく
どういうのがコントロールドラマかというのは
お分かりだと思います。
でも話の都合上、一応日常にもあふれかえっているのですよ
という例をあげますね。
<家庭で親が子に>
親「宿題したの?」
子「せーへん。したくない。今日の宿題嫌いや」
親「嫌いな宿題はしなくていいというものとは違うのよ。
必ずやるものなの!
宿題は学校から帰ってきたらやるという約束だったでしょ。
やりなさい」
子「やっといて」
親「宿題は子どもがやるものやないの。親がやっても何の意味もないわ」
子「でも、気にしているのは母さんや。母さんがやったらいいねん。
そしたらいい点とれるかなあ?」
親「ごちゃごちゃ言わんとやりなさい!」
とまあ、こんな具合です。家庭の中で起きることも
朝から晩までの、それぞれのセリフを記録してみましょう。
すると、親子のコントロールドラマが満載の家庭とは
ちゃんとしつけて勉強させなければいけない
子どもの能力を伸ばしてあげなければならない
子どものことを将来にわたるまできちんと
レールを敷いてあげなければならない
それが親の役目でしょ
と世間の評価の高い親がいる場合だと気付きます。
つまり自分の理想に子どもをあてはめようとやっきになっていると
そこにコントロールが起こるのです。
親の場合は善意が強いので
それがまずい作用をするとは全く気が付きません。
子どもと親が同質で同じ価値観を持ち
かつ子どもに親の期待する能力があるなら
それですむかもしれません。
しかし
子どものDNAは其々の半分を受け継いでいるので
どちらの親とも、気質も能力も異なります。
ある時それに気が付いてコントロール親をやめて・・・
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井上さんは私の著書『骨盤妊活ブック』の
読後感想を書いておられます。
この本には私は発達障害については
何も書いていないのですが、井上さんは
「子宮環境の悪さと発達障害について
関連があるのではとの疑問持った」
との感想を書かれています。
さすが、聡明な井上さんですね
行間から読み取っておられます。
それから、その下の「しま」さんも
発達障害に関して
とても素晴らしいコメントを書かれています。
私のブログのここに書いていますので
発達に関して関心のある方は
ぜひ、お読み下さい。
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