助産院よりと@安芸高田市で働いた翌日
11/25(月)は、岡山城の周囲で
カヌーを…と、考えていたのだが
けっこう寒いのと
荷物が多くなりすぎるため断念。
どうしようかと粟津のホテルで
迷っていた 11/21の朝だったかな?
NHKニュースで詩仙堂の紅葉がきれいだと
紹介していたのを見て
「そうや、詩仙堂に行こう!」と決めた。
「秋は夕暮れ」と清少納言も書いているように
夕方の紅葉を見たく
14時半頃にトコ会館を出て
地下鉄 松ヶ崎 で降りて、バスに乗り換え。↓
一乗寺下がり松で下車。
人がたくさん歩いている後をついて行ったら
間違うことなく到着。徒歩約6分。
人が写らないように撮るには、忍耐が必要。
石庭も清楚で美しい。
詩仙堂 丈山寺 とは
徳川譜代の武士であった石川丈山が
大坂夏の陣の後、徳川家を離れ
文人として朱子学などを学び
59歳の時に建てたのがこの詩仙堂。
詩仙堂の名の由来となったのが、この間。↓
中国の 漢 晋 唐 宋 の詩家 36人の肖像を
狩野探幽に描かせ
肖像画の上に、各詩人の詩を丈山が書いて
部屋の四方の壁に掲げたこの部屋が
この建物の象徴となっているため
詩仙堂と呼ばれるようになったのだと。
僊 は「せん」と読み、これが後年「仙」に変わったみたい。
壁には大きな扇のようなものが飾ってあり
これは、伏見桃山状の欄間を移したものだと。
詩仙の間の隣の広間では、座って庭を眺められる。
この緑の丸いのはツツジ?
ということは、四季折々
花鳥風月を楽しめるように作られているんや~。
カヤ葺きの建物などとも、見事に調和している。
働きやすそうに工夫された台所や
井戸も、今でも使えそうに保存されている。
ここらか庭に出ると、手や口を洗う水も常に流れている。
↑ この水は ↓ この滝から引いている?
この水は、庭の中の川や庭となって流れて行き
木々・花々をいっそう美しく引き立てている。 ↑
カーンと高い大きな音がするので見に行くと「シシおどし」
猪などを脅して、遠ざけつつ、ここからも取水している。
こんな見事な青空は、京都ではあまり見られない。
↓
紫陽花の花がまだ残っていて、それなりに美しく
紅葉とのコントラストがすばらしい。
ヨメナのような花だが、少し違う。見たことのない花。
↓
空や木々を映した鏡のような池を泳ぐ鯉たちも優雅。
↓
南庭に出ると、木々はいっそう大きく、紅葉も見事。
徐々に陽が低くなり
木の上の方はまぶしいほど明るいが
下の方は暗くなり、明暗の差が大きくなってきた。
苔の庭には可愛いお地蔵さんが、あちこちに。
「きれい!」と思うたびに撮っていたら
もう、100枚くらい撮ってしまった。
山茶花もたくさん咲いている。
苔の庭に、木の根が這うように広がっている。
↓
石塔が立つこの庭には
紅葉はなく、うっそうとしている。 ↓
帰途につくと、再び、紅葉が目の前に広がり
その前を漂うススキの尾花は、キラキラと輝いている。
この狭い通路を通って出口に。 ↓
看護学生時代から、詩仙堂に行ってみたいと思いつつ
「いつでも行けるんやから、そのうちに…」
と思っているうちに75歳になり
やっと実現し、記念自撮り ⇒
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます