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2022年は 博物館・美術館・建築 巡りを
たくさんしたのに、2023年は1回のみ。
今年は何とか時間を作って
楽しむ時間を作りたいのだが
なかなか厳しい…😓
奈良国立博物館では空海展が開かれていて
空海 (弘法大師) が唐から持ち帰った曼陀羅の ↑
修復が終わり、それが見られると
NHKテレビは毎日のように放送している。
すると、堪らなく見たくなる。
空海展は6/9(日)まで。
日程表をにらむと、見に行けるのは
5/28(火) しかない!
絶対に行こう! と決意したものの
5/27(月) 福岡施術を終えて帰宅したのは24時。
おまけに、28(火) は寒冷前線通過で
西日本一帯に大雨警報が…😩
午前中は雨の中、屋根工事の足場撤去のため
3人の若者が働いている。
何となく出づらく
終了後のお昼過ぎに出発。
2,000円のチケットを買って入ると
美術館の庭も大雨で閉鎖されている。
館内は2階の廊下も全て撮影禁止で
この文殊菩薩坐像だけが撮影可能。
全ての展示品に子ども向けの解説があり
これを読むだけで、私には十分。
何年ぶりかにひどく血圧が下がった感じがして
生あくびが出て、足が重く
長~い、難し~い解説を読む元気はなし。
国宝級の書の展示物も多く
弘法大師直筆の美しさに
一瞬目を奪われたが
それ以上は見る元気もなし。
歩いているうちに、8Kの
大型スクリーンの前の椅子に座れて
映し出された高尾曼陀羅の
修復ビデオを見ているうちに、夢のかなたへ…。
繰り返し上映されるのを3回ほど見た(,寝た?)後
目覚めて、今回一番心に残ったのが
「即身成仏」という言葉。
私はこの言葉は
「小さな通気口だけがある穴の中などに
1人で入って、座ってお経を唱えながら
水も飲まずにあの世に行くこと」
だと理解していた。しかし今回
弘法さんがおっしゃる即身成仏とは
「世の人々が物心共に
安心して暮らせるように働く人」
を意味するのだと知った。
大変な違いやんか!
だったら、弘法大師さんが
農業用ため池作りなどを指導した功績などを
もっと展示してほしかった。
しかし、長い人生
人々の幸福のために働いた人が
1人で穴にこもる死に方をすることも
ありかな~と思ったが…
私はそんな死に方はしたくないな~。
出口に向かうと、売店の隣に撮影コーナー。
「…SNSをタグ漬けして投稿しよう!」
などと書かれているが
こんなに厳しく撮影禁止されたら
「楽しかった、感動した」との高揚感もない。
京都京セラ美術館でポンペイ展を見た時は
ほぼ全面的に撮影可で
観客の活気あふれる表情が、今も記憶に残っている。
廊下のポスターなどの展示物や
展示室内の、仏具などは撮影可にすればいいのに…
などと思いつつ、ここで記念自撮りをして退館。
外の通路からガラス越に見える弁財天立像。
解説は一切ないが、美しさに見とれて撮影。
大雨・強風の中、途中スタバに立ち寄り
ホットコーヒー・チョコクッキーで
元気を取り戻して
近鉄奈良駅に向かう道中が最悪。
折りたたみ傘が形をとどめないほどの風雨で
ズボンの膝下は
雨水が滴るほどずぶ濡れに…😩
電車の中でさらに冷え
家に到着後は冬物の服に着替えて
布団をかぶって休息。
何とか遅めの夕食支度ができた。
仕事での移動では
こんなにひどい風雨に遭うことはないのに
余暇を楽しもうとすると
雨女となり、しばしばこんなことに…😞
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