6/26(水)の生駒施術の日
半年ぶりに来られたKさんが
「息子がキックボクシングを始めたんです。
空手も続けていて
蹴りが強いそうで
キックボクシングも勧められたんです。
“おひなまき” が良かったんでしようか?」
10年ほど前 Kさんは
生後4カ月のK君を連れて
初めて私の施術に来られた。
K君は、私がそれ以前も後も
出会ったことのある
最も強度の頭のゆがみと脊柱側彎の
持ち主だった。
泣き声も籠っていて、つらそうで
その時の私は
「この子は健常児として育つんやろか?」
と
正直なところ思った。
幸い、Kさんが出産した医院には
生駒施術を手伝ってもらっている
廣澤みゆき助産師が働いていたため
K君は “おひなまきⓇ” で
上手に包まれていた。
その後、施術に毎月のように通われて
頭の形も脊柱側弯も
数年後にはほとんど目立たなくなった。
でも、発音・滑舌は
なかなか滑らかにはならず
そのせいで
年中~小学低学年にかけて
からかわれ、イジメの原因となっていた。
それが理由の一つとなって
空手を習い始め
施術にも半年~1年~2年と
間隔が空きつつも通い
強く逞しくなり
滑舌も徐々に改善。
前述のように、強い蹴りを得意とする
空手家・キックボクサーの卵となった。
胎児期に理想的な姿勢で
過ごせなかった現代の子達は
“おひなまきⓇ” でしっかり
理想の胎児姿勢に近づくように
包んであげないと
正常な骨格も
強い蹴り・パンチを放てる力も
育ちにくいんやな~
“おひなまきⓇ” に包むことは
加圧トレーニングでもあるので
筋力は強くなって当然やし…
と、改めて思うようになった。
そんなことを考えながら
移動した福岡天神サロンで
6/28(金)、もうすぐ4歳になる
脳性麻痺児が来室。
前回 (2月前) と比べて
体の動きがずいぶんと活発になっていて
ゆっくりと寝返りができるほどに!
突然、「Mサイズの“おひなまきⓇ”
で包んで、蹴り蹴り・パンチパンチ
を促そう」と思いつき実施。
四肢を正常のアライメントに整えて
布の上から少し加圧すると
必死で抵抗して伸ばそうとする🤩!
10分間ほどそれを続けた後
包まって自分で動いている間に
ママの施術。
ママの施術終了後に見ると
頭まで包んでいたのに
首から上の布が
首までずり落ちてしまっていたが
“おひなまきⓇ” から出た後の
最も目に付いた身体変化は
・手の平の向き (捻じれて反らすのが減った)
・両ひざで床を押して
お尻を上げる高さが高くなった。
・四肢をだらんと伸ばすことが減り
全身の動きが良くなった。
そうや、これや、何でこれまで
しなかったんやろ…?
ご両親はとても積極的で
理療も積極的に受けられているので
私はあまり手出し口出ししない方がいいかも?
と、消極的になっていたことを懺悔。
やっぱし、凄いな~、 “おひなまきⓇ”
ハイハイ・お座りができるようになるといいな~。
できるようになりますように。
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