6/9(日)は東京でのカイロプラクティックセミナー
受講者は初受講者3名+復習受講者6名に
アシスタントが1名。
合計10名が5組のペアを作り実習。
関東だけでなく
北海道・青森・新潟・香川からも
飛行機や新幹線を使ってやって来る。
今回は、第4課程(胸椎)。
講義を早めに済ませ、その後は診察や調整法の実習。
↓
「人の痛みを緩和できる技を磨きたい」
との思いと同時に
自分自身の身体を「なんとかしたい」
との思いを抱いてやって来る。
「ひと月に最低1回セミナーを受けなかったら
辛くて仕事ができない」
「私をなおしてくれる人が誰もいないから
ここに来るしかない」
と言う人も多い。
第7頸椎が極端に飛び出て
首の後ろ下の部分が、ポッコリと膨らんでいる。
「小学生の時に頭をひどく打撲したことがある」
と言うが、そのせいか?
↓
帝王切開で生まれた時に
肩から腕にかけて誤って切られてしまった人。↑
私は師匠に教えてもらった通りにすれば
すぐに技が決まるのだが
受講生のほとんどは、なかなか技が決まらない。
その最大の理由の一つは、肘の捻じれ。
このように肘が前に向いてしまい
力が正しく伝わらず
腕や手首が痛く、手際良くできない。
↓
私が教えた通りにすると、絶対に上手くできないため
自分の立ち位置や、手の置き方を模型を使って研究し
自分が楽に上手くできる方法を開発しないと
技が決まらない。
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その他の受講者も、
「新生児の時からギャン泣きが酷く
お母さんが疲労困憊し、
おばさんがひたすら抱いてくれたおかげで
死なずに育った」と言う人。
「お父さんに頭や顔をたたかれ続けて育った」
と言う人。
「先天性の障害を持って生まれた」
と言う人。
「子どものころからガニマタで、踊りをしても
体操をしても、何をしてもブサイクで
いつも男の子にからかわれていた」と言う人。
「渡部先生に出会う前に首の手術をしてしまった」
と言う人。
などなど。。。
10人が10人とも、首~背中の骨がガタガタで、
噛み合わせも悪く
痛いツライ身体の助産師ばかり。
「よくぞこれだけ気の毒な体で
ここまで頑張って生きてきたものよ」
と、私が同情してしまう。
「5年、10年、20年後の日本人の身体は
一体どうなるのだろうか?」
などと落胆していてもしょうがない。
整体のできる助産師などのケアギバーを
たくさん育て、母子整体の大切さを
日本中に訴えていくしかない。
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