「子どもには何を習わせるのが良いですか?
とにかく、おぼれて死なれては困るので
プールには通わせようと思っているんですけど…」
このような質問をしばしば受ける。
そのたびに私は
「おぼれないためには
① 顔を水につけていられて
② 立ち泳ぎができて
③ 平泳ぎを25m泳げればいいですよ」
と答える。
塩素たっぷりの水も良くないと思うし
プール通いはお勧めしない。
①は風呂で潜って遊ばせておけばいい。
そしたら
小中学校で② ③はできるようになる。
海で船が転覆するなどした時
泳ぎに自信がある人は
岸まで泳げそうな距離の場合
岸を目指して必死で泳ぐことが多いそうな。
すると、潮に流されたり
風にあおられたりして
なかなか岸にたどり着けず
やがて
体力が尽きて、おぼれ
遭難現場から離れてしまい
遺体も見つからないことが多いのだと。
反対に、泳ぎに自信がない人は
浮遊物につかまって
立ち泳ぎをしながら
遭難現場近くに留まっている。
すると、救助隊は
遭難現場を目指してやって来るので
助けてもらえる可能性が高いのだと。
そんな話を先日、生駒施術の時に
あるお母さんとしていたら
「うちの子たち、風呂に入れたら
ずーっともぐったり
バシャバシャ遊んだリしながら
ほっといたら
1時間半、出て来ないんですよ」と。
それで、私も
「うちの孫達も小さいときはそうでしたよ」
と、上の写真を見せて、2人とも
「プールには通わせんでも
おぼれ死ぬことはないわ」と大笑い。
先日の京都でのベーシックセミナーの
ティータイム時、受講者の1人も
「おぼれたら可愛そうやから…
プールに通わせような~」
と話し始めたので、風呂の話をしたところ
「プールには通わせんとこ!」と。
私は、プールに長時間、長年入って
泳いでいた人達
・骨盤がグラグラで、産後いつまでたっても
トコちゃんベルトなしでは暮らせない人
・30代前半で、初産後に子宮脱になった人
などをたくさん診ているので
プール通いはお勧めしない。
水に入っている間は無重力状態なので
宇宙船の中の宇宙飛行士同様
靭帯は緩む。
宇宙飛行士が地球に帰還したとき
立つこともできず
車椅子に乗せてもらって
運ばれていく姿を
TVで見たことがある人が多いと思う。
水に入っている時間と、同じだけの時間
床や地面の上で、走ったり
飛び跳ねたりの運動をして、差し引き0
プールで泳ぐのが大好きで
辞めたくない人は、ぜひとも
水に入っている時間の
2倍くらいの時間
床や地面の上での運動をしてね!
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