9/27(木) 高輪施術
4月に妊娠14週で初来室の妊婦Aさん(助産師)が
今日、赤ちゃんを抱いて来室。産後1カ月半。
上手にマイピーロネオと“おひなまき”を着用し
母子ともに、とても穏やかな表情。
実は、8/19、滝野川会館での
メンテ“力”upセミナーのときのこと
Aさんの紹介者であり、復習受講に来ていたEさんが
深刻な顔で私にささやいた。
「Aさん 赤ちゃんが弱って、37週で緊急誘発で
お産になったんですよ。赤ちゃんも小さくて…」と。
それを聞いて、私はEさんに
「37週で生きて生まれて来たんやったらええやん。
『胎内死亡になるリスクが高いから、
空中自転車こぎ体操を毎日
200~300回するように』と、
Aさんには厳しく言うといたで」と。
それを聞いて、Eさんは
「えっ、渡部先生は分かっていたんですか?
どうしてわかったんてすか?」と
「そりゃ~、首や」と私。
初来室日の施術前の首。ベッドの間に全く空間がない。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/08/8421b89717b6e5a0c9bc0766fb808617.jpg)
このように前彎がない首で
かつ
後頭骨と第2頸椎の間が広く
その間に強いむくみがあると…
妊娠32週頃に胎児の体重増加が頭打ちとなり
(つまり、胎盤機能が低下し)
体が弱って亡くなりかけることが何度かあったから。
弱りかかった時点で本人か医療者が気付けば
緊急帝王切開や陣痛誘発で、
赤ちゃんの命は助かる。
しかし、そうならなかったことや、
ギリギリセーフで助かったこともあった。
なので、このような首の妊婦さんには
体操用マイピーロを使った体操を
暇さえあればすること。
プラス
空中自転車こぎ体操を⇒![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f9/a700e1ded01f3cbe25dc117ce5a424bf.jpg)
毎日 200~300回 勧めている。
Aさんに尋ねると、
「1日に150回くらいしかできなかった。
忘れた日もあったが、ほぼ毎日しました」
「胎動が減って来たので、おかしいと気付いた」と。
さすが、助産師!
誘発・無痛(麻酔)分娩で、
羊水はほとんどなかったとのことだが…、
2,400gあまりの子を、
帝王切開せずに産めたのだから、
私としては
「良かった、成功!」と喜べる結果である。
今日の施術後の首には空間ができ、少し彎曲ができた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a5/820f150fd0b13524ec6758dabddd543c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2c/f297066eba947f0549343690953766cd.jpg)
↑
これは初来室時の施術後。空間は見えるが
顎を上げ、無理している姿勢であることが分かる。
それと、私はAさんの分娩時出血は500g以下と予想し告げたのだが、
「250gでした。先生の予想どおりでした!」と。
たいてい当たるのだが、当たるたびに嬉しい。
鮮やかなアフリカの布で作った
まおん製のエジリングで上手に抱っこして
にこやかに帰られた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/65/5331d7612f7c11b3b6966e066df28ce1.jpg)
ところで、4/10の逆彎首の逆子妊婦の記事の妊婦さんは、
出産した施設の助産師からのメールを要約すると
彼女は体操を頑張って続けたが、
逆子はなおらず、予定帝王切開となった。
両足を顔の前に伸ばした姿勢で
3200gを超える児が出生。
出生直後は、叫ぶような声を上げていたが、
マイピーロ&おひなまき&天使の寝床で、
すぐに落ち着いて、呼吸状態も良好。
この子のような胎児姿勢(単臀位)だと、
いくら体操を頑張っても、
逆子は治ることはまずない。
なので、ちゃんと生きて生まれて来られたのだから、
成功と喜べる結果である。
しかし、このように成功と言えないこともある。
今日、そんな死産後の方か来られた。
先月、妊娠31週時、トラウベでは児心音は聞こえるのに、
ドップラーではほとんど聞こえないくらい弱かったので、
気になっていた妊婦さんだった。
ゆっくり日時をかけて考えて、原因を究明し、
対策を講じ、体を整え、
次こそは、元気な赤ちゃんを産めるよう
お手伝いができれば…と思う。
4月に妊娠14週で初来室の妊婦Aさん(助産師)が
今日、赤ちゃんを抱いて来室。産後1カ月半。
上手にマイピーロネオと“おひなまき”を着用し
母子ともに、とても穏やかな表情。
実は、8/19、滝野川会館での
メンテ“力”upセミナーのときのこと
Aさんの紹介者であり、復習受講に来ていたEさんが
深刻な顔で私にささやいた。
「Aさん 赤ちゃんが弱って、37週で緊急誘発で
お産になったんですよ。赤ちゃんも小さくて…」と。
それを聞いて、私はEさんに
「37週で生きて生まれて来たんやったらええやん。
『胎内死亡になるリスクが高いから、
空中自転車こぎ体操を毎日
200~300回するように』と、
Aさんには厳しく言うといたで」と。
それを聞いて、Eさんは
「えっ、渡部先生は分かっていたんですか?
どうしてわかったんてすか?」と
「そりゃ~、首や」と私。
初来室日の施術前の首。ベッドの間に全く空間がない。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/08/8421b89717b6e5a0c9bc0766fb808617.jpg)
このように前彎がない首で
かつ
後頭骨と第2頸椎の間が広く
その間に強いむくみがあると…
妊娠32週頃に胎児の体重増加が頭打ちとなり
(つまり、胎盤機能が低下し)
体が弱って亡くなりかけることが何度かあったから。
弱りかかった時点で本人か医療者が気付けば
緊急帝王切開や陣痛誘発で、
赤ちゃんの命は助かる。
しかし、そうならなかったことや、
ギリギリセーフで助かったこともあった。
なので、このような首の妊婦さんには
体操用マイピーロを使った体操を
暇さえあればすること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6a/25cf3cfbd60fa31b10ebe9c5763ca3b4.jpg)
空中自転車こぎ体操を⇒
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f9/a700e1ded01f3cbe25dc117ce5a424bf.jpg)
毎日 200~300回 勧めている。
Aさんに尋ねると、
「1日に150回くらいしかできなかった。
忘れた日もあったが、ほぼ毎日しました」
「胎動が減って来たので、おかしいと気付いた」と。
さすが、助産師!
誘発・無痛(麻酔)分娩で、
羊水はほとんどなかったとのことだが…、
2,400gあまりの子を、
帝王切開せずに産めたのだから、
私としては
「良かった、成功!」と喜べる結果である。
今日の施術後の首には空間ができ、少し彎曲ができた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a5/820f150fd0b13524ec6758dabddd543c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2c/f297066eba947f0549343690953766cd.jpg)
↑
これは初来室時の施術後。空間は見えるが
顎を上げ、無理している姿勢であることが分かる。
それと、私はAさんの分娩時出血は500g以下と予想し告げたのだが、
「250gでした。先生の予想どおりでした!」と。
たいてい当たるのだが、当たるたびに嬉しい。
鮮やかなアフリカの布で作った
まおん製のエジリングで上手に抱っこして
にこやかに帰られた。
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/65/5331d7612f7c11b3b6966e066df28ce1.jpg)
ところで、4/10の逆彎首の逆子妊婦の記事の妊婦さんは、
出産した施設の助産師からのメールを要約すると
彼女は体操を頑張って続けたが、
逆子はなおらず、予定帝王切開となった。
両足を顔の前に伸ばした姿勢で
3200gを超える児が出生。
出生直後は、叫ぶような声を上げていたが、
マイピーロ&おひなまき&天使の寝床で、
すぐに落ち着いて、呼吸状態も良好。
この子のような胎児姿勢(単臀位)だと、
いくら体操を頑張っても、
逆子は治ることはまずない。
なので、ちゃんと生きて生まれて来られたのだから、
成功と喜べる結果である。
しかし、このように成功と言えないこともある。
今日、そんな死産後の方か来られた。
先月、妊娠31週時、トラウベでは児心音は聞こえるのに、
ドップラーではほとんど聞こえないくらい弱かったので、
気になっていた妊婦さんだった。
ゆっくり日時をかけて考えて、原因を究明し、
対策を講じ、体を整え、
次こそは、元気な赤ちゃんを産めるよう
お手伝いができれば…と思う。
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