久しぶりに古本屋に行きました。
歴史のコーナーで、他の本を取った時、細長くて薄い本が一緒に飛び出してきました。
それが、「旧約聖書人物の系譜・歴史年表」1500円でした。
しかし、な、なんと105円で買ったのです。前から、ダビデの家系図を作りたいと思い、途中で挫折していましたが、その本に全部書いてありました。
本当に感謝ですね。
帰ってきたら、勝海舟の妹の順さんの本が届いていました。
佐久間象山と結婚した方です。
勝さんも、象山も自分が一番だという自負の強い人なので、面白いですね。
2010年12月に出版された本ですが、上下3000円の所、ネットで、送料込みで700円でした。何でも安い物は大好きです。
重要人物が、世に出る時は、絶妙なタイミングがあります。
人間的に、この時と思っても阻まれてしまいますが、時が来た時、彗星のごとく現れるのです。
エステル記のモルデカイは、王様の命を助けますが、王は褒美を与えるのを忘れてしまいました。
しかし2年後、ユダヤ民族の命にかかわる時、王はそのことを思い出しでモルデカイは一躍世に出ることができました。
それが、ユダヤ人の命が助かる切っ掛けになって行ったのです。また、イスラエルの子ヨセフは、エジプトに奴隷として売られた揚句、無実の罪で牢に入れられます。
その牢で、囚人となったエジプト人の夢の解き明かしをします。
解き明かしが本当になった時、牢から出してくれるように頼みますが、エジプト人はすっかり忘れてしまいました。
その間、ヨセフは期待して待っていたでしょうが、人間的な希望はふさがれてしまいました。
そして、時が来た時、ヨセフの夢の解き明かしの賜物が用いられ、一日にしてヨセフは、エジプトの総理大臣になったのです。人生には、ポイントとなる複線がありますが、時が来た時、それが芽を出すのです。
そして今、その時が来ているのです。