昨夜、相変わらず眠れなくて午前2時頃まで起きていた。
時々聞くラジオ深夜便(NHK)、これがなかなか面白い。
落語をやったり、いろいろな人のインタビューがあったり、NHKの朝ドラの主題歌集があったりで、つい聞いてしまって、余計眠れなくなってしまう。
昨日は童謡の特集だった。
音羽ゆりかご会の創設者の孫にあたる方がナビゲーターをしていて、童謡特集だった。
途中からだったので「歌を忘れたカナリヤ」と「かえるの合唱(?)」「蛍の光」だった。
私は学校で歌った記憶はないのだが、何故か知っている。
その歌を解説してくれるのだが、たとえば「歌を忘れたカナリヤ」は本当は恐ろしい童謡なのだ。
歌を忘れたカナリアは後ろの山に棄てましょか
いえいえ それはかわいそう
歌を忘れたカナリアは背戸の小薮に埋けましょか
いえいえ それはなりませぬ
歌を忘れたカナリアは柳の鞭でぶちましょか
いえいえ それはかわいそう
歌を忘れたカナリアは象牙の舟に銀のかい
月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す
山にすてたり、藪に埋めたり、鞭でぶったりというのが子供の発想で、それはだめですよと母親がほかの解決方法を教えてくれるという、子供の気持ちを素直に認めた歌だそうだ。
歌は昔の童謡歌手の人が歌っていたので古い録音だと思う。
そして正式な題名は「カナリヤ」だった。
そんなのを聞いていたら、もう午前3時ちかくなり、新聞の配達のバイク音をきくことになってしまった。
そしてやはり朝は起きられなかった。