昨日のTVで心理カウンセラー心屋仁之助さんが、山村紅葉さんの悩みを解消してあげていた。
紅葉さんは山村美沙さんの娘。
母は忙しく働いていて、ちっとも自分のほうを見てくれなかった子供のころの寂しさ。
そして急に亡くなったので、母が自分をどう思っているのかわからないままの別れだった。
17年たった今も、お母様が夢の中にでてきて何かを言おうとしているが聞こえない。
・・・とざっとこんなような内容だった。
紅葉さんが女優になったのもお母さんに褒めてもらいたかったから。
でも山村美沙さんがあのたくさんのサスペンスを書いたのは、コネで女優になった娘に対して、出番を与えようとしていたこと。
それを最近周りの人から聞くようになったという。
心屋さんは紅葉さんに「お母様にごめんなさい、と心の中であやまっていませんか?」と尋ねる。
お母様の本当の気持ちに気づかなかった紅葉さんは、自分が悪いから気づいてくれないのかもしれないと、確かに「ごめんなさい」と言っていたという。
「それは今、お母様が同じことを言っているのです」と心屋さんはいう。
そして一つの言葉をくれた。
「お母さんは私の身体の中にいる」
私は母から愛をたくさんもらった。
いつも作る食事も母は「ありがとう」と感謝してくれた。
「迷惑かけてごめんね」とも言ってもらっていた。
でもまだ母にしてあげられることがあると思っている私は、毎日泣いて暮らしている。
そして「お母さん、ごめんね。私が悪い子だったから逝っちゃったの?」
と泣きながら聞く。
そう思っていると母も悲しんでいるそうだ。
「母は私の身体の中にいる」
私もそう思うことにしよう。
母は私の身体の中にいる