古物商の友人が、今日は食器類を取りに来てくれた。
食器棚にあるのやら、まだ箱からだしてないのやら・・・。
売れそうなものをピックアップしていく。
私が持っていくものは母が作った食器類。
一時期、陶芸に凝っていた母は、いろいろなものを作っていた。
小さいものは皿から傘たてまで!
納戸に紙袋を取りに行って、ふと上を見ると何やら箱がいっぱい。
ちゃんと仕訳はされていた。
紙袋に1つ1つ入れ「春慶塗」とか「木曽漆器」とか「すし桶」とか・・・。
だしてみると、未使用のお盆とか菓子鉢とかがいっぱい。
私が持っていたかったけれど、使うこともないだろうから、もちろんそれも持って行ってもらう。
私が持っていくものは、いつも使っていた茶わん類と趣味で集めた食器の類。
そして母が作ったすべての食器。
がらんとなった食器棚。
また涙が出てきそう。