どうも身体が痛いなと思ったら、昨日ジムに行ったのだ。
朝、10時30分までしっかりと寝坊し、ゆっくり朝食をとってからでかけた。
出かけるまでは面倒だからやめようかとも思ったが、この身体、なんとかしなくてはならない。
頑張ってでかけ、スパにも入り、少し汗を流すことにした。
行った時間が中途半端だったので、出たかったヨガは始まっていたので、その次にある、エアロビクスビギナーに出ることにした。
エアロビクスはやったことがないので、だんだん手足の動きが追い付かなくなってきて、よくわからなかったけれど、50分間、結構汗をかいた。
そのあとミストサウナでさらにあせをかき、体重を期待してはかったけれどたった500gしか減っていなかった。
これから毎週土日はジムに通うぞ!
のどが渇いてしょうがなかったが、地元の時々お手伝いするカフェまで我慢して帰ってきた。
開口一番、「生ビールください!」
ご飯も食べていくつもりだったが、パーティーが入っていてスタッフは大忙し。
そこでちょっと手伝ってあげたら、もう1杯ビールがついてきた。
さらにお握りも2つもらって、もうこれで今日の夕食は終わり。
汗をかいてもビール飲んでちゃダメだな。
結局、そんなことの繰り返しになりそうな、嫌な予感はする。
今朝は疲れて寝坊してしまった。
日曜日はほどほどに・・・・。
土曜日は歌舞伎座!
歌舞伎座新開場杮落 芸術祭十月大歌舞伎
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭参加公演
通し狂言義経千本桜
私が見たのは午前の部
序幕 鳥居の前
静御前との別れの場
義経は菊之助クン。静御前は梅枝さん。
菊之助クンの義経はとても美しい。ほれぼれとしてしまう。
逃げる途中の義経には静御前を連れていくと邪魔になる。
でも静御前はついていきたい。
結局、つつみの紐に縛られて置いてけぼり。
二幕目 渡海屋大物浦
渡海屋銀平実は新中納言知盛に吉右衛門さん。
これは碇知盛の場面で、平家方に物語が移る。
幼い天皇に、あの海の下にも都がありますよといって、女官たちが海に飛び込むお話。
源氏の追ってがせまってきて、渡海屋銀平は知盛とばれてしまう。
大立ち回りがあり、傷ついた身で、碇のところまで行き、その重みで海に飛び込む。
その落ち方が本当に海に落ちたようにみえ、素晴らしい。
この場面の義経は梅玉さん。
三幕目 道行初音旅(舞踊劇)
静御前が義経を追いかけていく。それをつかず離れず守るのが佐藤忠信。
静御前に人間国宝坂田藤十郎丈、忠信(実は源九郎狐)に尾上菊五郎丈。
静御前のつつみは実は忠信の狐の両親の皮を使っている。
つつみの音が聞こえると、どこからともなく忠信が現れる。
忠信は狐の化身なので、ともすると踊りの手が狐の形になってしまう面白さ。
そして、二人が立ち雛のように決めるところが美しい。
私はこの場面を今は亡き勘三郎さま(勘九郎時代)と福助さまでみて、その美しさにいっぺんで参ってしまい、歌舞伎道まっしぐらになってしまった。
長かったけれど、今回は中身が濃くてとても面白かった。
三幕目の最後、忠信狐が花道を下がる時、なかな引っ込まず、狐なので狐の振りがまた楽しい。そういうサービスも客席を沸かせる。
夜の部もみたい演目があったけれど、とても体が持たない。
やはり、昔から面白いと人が思っているものは、ずっとそれが続くのだと思う。
その時代時代に合わせ、台詞回し、説明などは変わっても大筋は変わらない。
今回は役者の技量にドンと胸を押されたような、すばらしい舞台だった。