私が通っている整形外科は、Dr.が院長先生一人、看護師(女性)及び事務4名、そして初めて知った職業の「柔道整復師」が3名。
診察をしてレントゲンを撮ったり診断をするのはDr.。
その後、リハビリとか必要な人には柔道整復師の人があたる。
で、初めて聞く職業で何かなと思って調べた。
昔から「ほねつぎ」「接骨師」と言われていた職業のこと。
現在は高校卒業後、専門学校を3年、さらに文部科学省の指定した四年制大学に進む。
解剖学、生理学、運動学、病理学、公衆衛生学などとの基礎科目と、
柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学の臨床科目を履修する。
そして国家試験に合格しなければなれない。
資格取得後は臨床研修を行い、「接骨院」や「整骨院」という施術所を開業することができる。
また、勤務柔道整復師として病院や接骨院などで働くこともできまる。
そして今、その職業につくひとが増えているそうだ。
でもどうして「柔道」とついているのだろう。
柔道の練習、試合中に脱臼や骨折が多いので、そのときにすぐに処置できるような人が必要だったからだろうか。
私の行った医院では、とても柔道をやっていそうに見えない人たちばかりだったけど。
私の曲がった指を引っ張ってまっすぐの定位置に戻してくれたのも柔道整復師の人だった。
それにしてもいきなり引っ張られて痛かったな。
前もって「痛いですよ」なんて言うと、かまえちゃうから何も言わずにやったのだろう。
ま、一瞬だったけれどね。
Dr.はカルテを書くだけで、固定をしたり包帯を巻いたりしてくれるのも彼ら。
リハビリの説明なども、実にキビキビとしていて気持ちがいい。
だからリハビリの老人たちが増えているのかもしれない。
近くに大学病院もあったのだが、ここを選んでよかった。
大学病院だったら、待ち時間も含めてもっと時間がかかったかもしれない。
柔道整復師の人がいる医院でよかった。