今日の東村山は、高気圧に優しく抱擁されている様な春本番となり、気温も 19℃となり、今年の最高気温を記録しています。
それにしても、東電・福島第一原発事故が終息する気配すら感じられない、重苦しい空気、それも、放射能に汚染された空気が漂い、更には、海へも放射能で汚染された 11500Ton もの廃液(許容限界の 500倍もの放射能廃液)を海へ直接不法投棄され、地球を大気と海の両面から汚染させています。
スキンダイビングで海の自然で幼少のころから遊んできた僕にとって、この放射能汚染廃液の海への不法投棄は、決して許すことが出来ません。そして、海はゴミ捨て場ではないことを、自覚し、自問自答すべきです。東電は、自然に対し、史上最低の行為を行ったのです。
発電用軽水型原子炉では、発電を緊急停止しても、核燃料が発熱し続けることから、水を炉心へ循環させ続けて冷却することが絶対条件であり、この水を循環させるホンプを稼働させ続けることも必須であり、又、その為には、そのポンプを稼働させる為の電源も必須であることが常識です。
しかし、何故か、原子力安全委員会は、長期間の電源喪失は「送電線の復旧または非常用交流電源設備の復旧が期待できるので考慮する必要はない」としているのです。
この誤った指導により、3.11 の原発用電源喪失後も、直ちに外部電源引き込み作業を実施すべきでありながら、10日間もの日数を無駄に過ごしてしまい、事故後の対応に幼稚さがあり、口では原子炉を冷やすことが大事、と云いながら、それを達成する為の行動を起こさない、低レベルな集団に翻弄され続けています。
今日も、低レベルな対応で、無駄に 1日が過ぎ去ってしまうのでしょうか?
世界で苛立ちが増幅しています。
今日の朝の富士山は、こんな、東電の原発事故対応をどんな気持ちで観ているのでしょう。
2011/04/06 AM 7:19 <ライブカメラ参照>
2011/04/06 AM 7:19