アメリカ・エネルギー省が、東京電力・福島第一原子力発電所の事故で発生している放射線の「年間積算被曝線量予測マップ」を公表しています。
この予測によれば、北西40~50Kmで 20ミリシーベルト/年 の恐れがあるとのことです。
このマップからも、アメリカが最初に設定した 80Km圏内の避難区域設定の妥当性も実証され、日本政府の避難区域設定が狭すぎて危険性を無視していることが解ります。
不思議なことですが、この積算被曝線量予測マップを日本政府が発表せずに、アメリカに先に発表されてしまうのでしょう。
ここでも、日本政府のデータ隠ぺい体質が暴露されてしまいました。
安全を無視され、とても悲しいことです。
NHK は、毎日、楽しそうに天気予報を報道されているものの、雨や花粉情報も大事な情報ですが、今大事なことは、大気中や海の放射能分布の現状と予測です。
NHK も、もっと真剣に、今、国民が求める情報を真剣に自問自答して戴きたいものです。