富士山頂スキー大滑降 1971/2/6

1971/2/6 AM11:00 富士山頂スキー大滑降直前の山頂をご紹介します。

原発事故の説明が下手クソ <No. 1585>

2011-04-09 22:49:27 | Weblog

3.11 原発事故から連日のごとく繰り広げられる、事故を発生させた当事者の説明が、あまりにも「下手クソ」です。

どの説明者も、問題の本質を理解できていないことに、原因があることに気付くべきです。

説明が上手く出来ないと云うことは、問題の本質に鋭く迫っていないからです。

これを、品質管理の面から眺めてみると、「問題をうまく処理出来ていない」 ことが、容易に想像出来ます。

もっと 「プレゼンテーション能力を向上させる」 ことが必須です。

政府は、放射能汚染で危険だから早く逃げろと云うが、逃げろと云うだけで、その後のフォローが無い、と、着の身着のままで逃げた住民が証言されている、とのことです。

一般に、1000個の製品で 3個の不良であれば「品質レベルが高い」と品質管理面で云われていますが、僕の設計していた地下鉄タイヤは「常に、1000本のタイヤで、故障ゼロ」が求められる世界でした。

これを「ZD(ゼロ ディフェクト)」の合言葉で、「設計~製造」にも品質管理を活用していました。

僕にとっては、普段の生活に於いても、全てに「安全」が最優先します。

従って、安全を優先させない説明は、聞くに値しない、と云うことです。

それと、今日になって、東電は福島第一原発が 3.11 の津波に襲われたときの「得意のピンボケ写真」を公表していましたが、1号機の建屋が爆発で鉄骨が露出した時の「ピンボケ写真」以上に「ピンボケ」となっており、東電の隠ぺい体質をまざまざと観せ付ける露骨さを感じます。

なんともはや、最低のモラルに、あきれ果ててしまいます。


原発は安全 嘘だった <No. 1584>

2011-04-09 14:48:22 | Weblog

斉藤和義が、今回の東電・福島原発事故を風刺した「原発ソング」を YouTube で公開していますが、グッサリと原発を鋭く突き刺した歌に仕上げており、お見事です。

原発は日本全国で 54基あり、ずっと「安全である」と CM で宣伝され続けてきたが、これが、みんな「嘘だったんだね」と、軽快な歌で、鋭く風刺しています。

その軽快さに、思わず聴き惚れてしまいました。

一昨日の余震で、東北電力が停電となり、東通原発では「2台の非常用電源も故障で運転不能」となり、全ての電源を喪失したことが判明し、又しても、お手上げ状態になってしまうとこでした。

原発には、「五つの壁があるなんて言ってきた。私も多重防護で絶対大丈夫と信じてやってきたが、こういう事態になった」。と、経済産業省の西山英彦(にしやま・ひでひこ)官房審議官(原子力安全・保安院担当)は、9日午前の記者会見で反省の弁を述べ、これまでの原発の安全規制に甘さがあったことを認めた。ことを、共同通信が報じています。

狭い日本で、もはや原発事業が成立しないことを、自ら証明なさってしまいました。

「安全第一」の標語を、自分の心の中に突き刺し、その意味するところを自問自答すべきです。