富士山頂スキー大滑降 1971/2/6

1971/2/6 AM11:00 富士山頂スキー大滑降直前の山頂をご紹介します。

イングリット・バーグマンの後悔 <No. 1611>

2011-04-25 09:24:01 | Weblog

今朝の J-wave で、「イングリット・バーグマンの後悔」が紹介されていました。

それは、「出来なかったことでは無く、やらなかったことに後悔する」との言葉です。

今回の 3.11 東京電力・福島第一原発の人災事故を発生させた、東京電力、日本政府、原子力安全委員会、原子力安全・保安院や原子力村の人々に対し、このイングリット・バーグマンの言葉「出来なかったことでは無く、やらなかったことに後悔する」との言葉を贈呈したいと思います。

東京電力は、地震や津波の発生規模を無理やり過小に評価し、さらには、全電源喪失時の電源対応の必要性をも無視して、対応策を考えることさえも放棄したことで、今回の事故レベルがチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」となり、未だに終息の明かりさえも観えません。

日本政府、原子力安全委員会、原子力安全・保安院や原子力村の人々は、この東京電力の安全無視の原子力発電事業を止めることを「やらなかった」ことで、今はさぞかし後悔されていることでしょう。

民主党は、政権交代と云う悲願を達成したものの、無益に日々を過ごすのみで、このまま自然消滅を待つのみかと思われていましたが、原発事故「レベル7」と云う危機に突然遭遇してしまい、ただただ狼狽するのみの日々を過ごし、もう事故発生から 45日もの無益な日々が経過してしまい、未だに希望の明かりさえも観ることが出来ない状態が続いています。

しかも、政権交代後も、従来の危険な原子力政策も無益に放置し、反対に原発14基の増設をも認めてしまい、その安全を無視する態度を諌めるがごとく「原発事故が発生した」のでは、と思わされる程です。

全ての原発推進者は、このイングリット・バーグマンの「後悔」の言葉を胸に手を当てて、後悔の意味するところを深く考えるべきです。