「平戸のつつじ園」
河津 米子さん 撮影
朝から良い天気。困ったことに思わずどこかへ出掛けたくなるような爽やかさだ。
昨日の人出も大変だったというから、少しも国の引き締め、自粛要請も効果なしだ。
この状態では7月開会式予定のオリンピックは、まずは常識的には無理だろう。
オリンピックか、国民の命か、という選択では当然のことだろう。
日本の政治家はそれについてのコメントでは、互いに責任のなすりあいの如くで
見苦しい。首相はどっち転んでも、IOCの勢にする姿勢だ。
世界の状況をよく見て掌握し、人類の命を守るために思い切って中止か延期かを英断し、
世界に発信した方がなんぼか格好良いのではないか。
腹を据えてIOCや世界各国と交渉した方が、政治家、首相、開催地首長、大臣としての
評価も存在価値も賞賛されるのではないか。そうすれば将来はより輝ける政治家としての
未来があるのではと思うけれど。
そうする勇気に多くの国民は拍手を送るだろうし、海外からも賞賛されることだろう。
様々な事情や経費面での大きな損失とか、政治家の意地とか面子とやらもあるのだろうが、
インドに代表される世界の現状惨状や日本の医療崩壊などの実体を考えたら、
誰しもオリンピックをやりましょう、来て下さい、行きましょうといえるだろうか。
日本は強い姿勢と覚悟を持って、更にもう1年延期して実現させるように主張し
工作するのがベストな選択ではないだろうか。国と都と委員会とでギクシャクしたり
していないで、それが出来れば三方うまく収まりで、IOCも都もJOCも政治家も、
そして選手達も国民もあまり傷つく人もなく何とか納得出来るのではないだろうか。