『 或る日の早朝散歩にて 』
河津 米子さん 撮影
高齢者向けに全国で2回の接種を7月までには終えると、よせばいいのに、
どういうつもりか政治的な思惑発言なのか、首相がぶち挙げた。
TVで情報過多になっている我々から見ると、えー、大丈夫なの!と心配
になってしまう。
ワクチンが無い、注射をする人が居ない、会場がない、問診する医師が
足りない、予約手続きが大変、開封後6時間という薬の使用期限などなど
想像しただけでも、これは不可能じゃないのと思われる。
歯科医師が注射を出来ないとは知らなかった(あの歯茎への麻酔注射は何なのか)し、
そういえば看護士さんは採血の注射しかやってないかと思い当たった。
その他自衛隊、医学生、薬剤師等に広げるとはいう。
アメリカでは手先の器用な(目と手の連動した運動神経と言うべきか)プロサッカー選手
が練習をしたうえで協力した例があるそうだ。日本にも何だか注射の上手そうなプロ野球
やサッカー、テニスの選手が結構居るような気がするけど。
理学療法士、検査技師など人的には総動員するてが無くもないだろう。
昔、体育館に全員が左腕をまくり上げて並んで、同じ注射器で1メモリづつ次々とどんどん
打った様なやり方ならいざ知らず、あらゆる面で我々が7月までに2回目を終えるなんて
ことはあり得ない気がする。
まだまだ自粛し注意して生活して行かねばならない。
年輩者も静かに焦らず、ワクチンの日を日本に生まれた運命と思って待つしかあるまい。