『 目に沁みる苔の緑 』
森川 雅昭さん 撮影
長い連休がやっと明けた。それを祝うかのように穏やかで暖かい日だ。
国民皆で我慢した成果が10日後位にはきっと表れることだろう。
高速道路の渋滞、渋谷新宿の雑踏、レジャー各地の大賑わい等と不安の
種は多いが、それでも風の強い日が多かったからコロナ菌も直ぐ上空へ
飛ばされて、飛散し消えていったかも知れない。なんて言うこんな神頼み
のような非科学的な期待しか出来ない。
期待できるのはやはりワクチンだけの様だ。
しかしその予約取りが物議をかもしている。PCR検査の事と同様、どうして
国や役所は、画一的で安易で、実体にそぐわない方法しかやれないのだろう。
接種の申し込みは65歳以上は到着順(電話、インターネットでも)でと、
一見公平なようだが、実体は殺到し混乱、そして取れない人を苛ただせ不安に陥れ、
社会不安を大きくしている。
早く皆が納得する納得する、混乱の小さい予約法を再考して欲しい。
地域別にしたとすると、例えば東海岸地区からとすれば、何故東海岸からなのかと
聞かれたら答えようがないだろう。ここでは皆に納得を得るのは、市民税の多い額の人
からというわけにもいかないだろうし、年齢順しかないだろう。
そして90歳以上はまずこの二日間に受付、次は85歳以上を二日間に、
次は80~84才までと細かく分けて受け付けるのが良いのではないだろうか。
それでも年寄りは忘れたり、頑固で我れ勝ちで短気で我が儘という面が強いから、
やはり少しは騒ぎになるかも知れないけれど。
その上ワクチンが足りないとなれば、又大騒ぎだろう。
もし市民税の順だったら、私など何時になっても受けられないだろうし、一人前に
年だけ取った年齢順だけが頼りだが、何時になることやらだ。
順番が来て申し込んでも根っからの籤運の悪さだから、結局打てないかもしれない。