『 我が家の荒ワシ 』
ミーが、何故か私の頭の上で滑って,慌てて飛び立った雄姿です。
この３日間、良い天気に恵まれてＴＶによると浅草、お台場、渋谷新宿、新大久保、表参道、
デズニーランド等どこもかしこも、コロナ前を凌ぐ様相で、人人、又人という情景を映していた。
商店お店は大喜びだ。それはよいとしても果たしてどうなるだろうか。
マスクはしているものの感染再拡大が危ぶまれる。
大きなターミナル駅や空港などで無料の検査場を設け、１万人/日対応で備えたが、ある空港などでは
６００人/日しか利用されず肩すかしだったという。
ワクチンを３回したから平気だ、面倒くさいから、と言う人が多いという。
遊園地の雑踏の人へのインタビューでは、皆が一様に笑いながら「こんなに混むとは思わなかった」と
意外そう、不満そうに言うのがおかしい。自分がまさにその混雑を作っている張本人なのに。
まるで他人事で他人が来るのがおかしいと言うニュアンスが感じられる話を聞いていると、自分は混雑の
一員じゃないと言っているかのようだ。
自分だけは許されると言った「自分は大丈夫」という自己確信の心理が面白い。
自分はマスクをしてワクチンもしているから大丈夫だが、他の人は感染するかも知れないから注意が
必要というコメントには驚いた。この自信はどうして生まれたのだろうか。
そんな人こそが、混雑を作り感染源になりかねないのだ。
人間は何時も無意識に「自己防衛」とか『自分だけは火事にも交通事故にも会わないし、病気にも
ならない、コロナも大丈夫だろう』という心理に支えられて行動しているものだ。
しかし明日は我が身という、お互い注意したいものだ。
