『 ご近所のなんじゃもんじゃの木 』
高橋 嘉子さん 撮影
連休もとうとうあと2日。昔だったら今頃はがっくりしたり焦ったりションボリしている頃だろう。
連休中することもなく家にいた人は、嫌になるほどTVを見ていたのではあるまいか。
ヨーロッパ辺りでは、ウクライナのニュースによって、不眠やヒステリー症状、不安感によって
体調不良で心療内科に掛かる人が増えているという。
日本は海を隔てた何千Kも離れた遠い国のことなので、あちらとは実感としての受け止め方が
違うから心配は少ないのかも知れない。
しかしこうも長引き日々の惨状が目から耳から入り続けると、例え遠いこの国でも、他国のことだ、
関係ないよとばかりは言っては居られないのだろう。
徐々に脳に心に染み込んで、日本でも体調不良を訴え始める人が増えてきたそうだ。やはり不眠,頭痛、
不安感、イライラ、無力感などを訴えるという(まるでコロナの後遺症のようだが)。
これに対しては、心は痛むけれど「我々にはとか日本には関係ないよ!」と居直るのが唯一の
特効薬だそうだ。
知らぬ振り見ぬ振り無関心でというわけだ。これなら社会問題、政治問題、世界の出来事などには
無関心で、無感動で、何の行動も起こさない人の一番多いのが先進国では日本だと言われている。
ここは己の身を守るためには、その特徴を最大限に発揮するのが一番なのだろうか。
残念な事だし、心苦しくもあるけれど……。