『 ミーちゃんと薔薇の花 』
高橋 嘉子さん 撮影
最近人の名前が出てこない。口惜しいけれど、年を取るとそうなるというが、
私はそんな事はないだろうと思っていたのに、尚更口惜しく哀しい事だ。
TVを見ていて顔は昔からよく見て知ってはいるが、はてと名前が出てこない。
うちの奥さんに聞いても同じようだ。二人して呻吟しているのである。
対象がまだタレントだからどうと言うことはないが、これが友人知人、家族、大事な
人などだったらどうしようと心配になる。
昔のあの時のあの人は何と言ったかが思い出せず、お顔は覚えている、その笑い声さえ
耳に残っているのに名前が出てこない。ア行から羅列して行き、思いだそうとするがただ
イライラするだけである。
そのくせ、諦めて何か別なことをしている時に、ひょっこり突然思い出したりするのである。
この思い出せない、忘れっぽくなるという現象は、神が人間に与えた思いやりの1つで、
もう長い間いろいろ騒音雑音を聞いてきたのだから、より長生きするために重要なこと以外は
フイルターを掛けてあまり聞こえないようにしてくれて居るという考えはどうだろうか。
物忘れの防止法として、脳の栄養になる食物の摂取とか、思い出そうとした時にすぐ諦めずに
徹底して考える習慣を持つ、本を読む、新聞を塾読する、考える批判する習慣を付ける、
(幸い日本には政治でも経済でも事件でも題材には少しも困らない)、新しいことに何時までも
好奇心を持つ、脳トレのテキストを使うのもよし、そして気休めにサプリメントを飲む。
と言ったことが、物忘れを少しは防いでくれるそうだが、果たしてどうだろう。
若い頃のお勉強が出来で生真面目な友人の例や話を聞くと効果が有りそうでなさそうだ。