『 茅ヶ崎中央公園 』
高橋 嘉子さん 撮影
ピンポンをした日には必ずこの日記を書くとにして始めてから18年。
あんな自分こんな自分がよくぞ続いているものだと自画自賛する。
何しろ私と来たら昔から何事も続かず、ものにしたものは何1つなかった。
(野球3年、空手2年、英会話が半年、幸いその頃は塾がなかったが、
あっても多分直ぐ止めただろう)長く続いたものはなかったが、好奇心だけは
旺盛だったのだろう。
逆に日常のことで長くやっていることを強いて挙げると、煙草が50年、会社が38年、
結婚が54年、ピンポンと絵が20年と言うところ位か。
でもこうして書き出してみると案外あるなぁと思うものだ。どれもこれも自慢にも何にも
ならない当たり前の事ばかりだけど。
そんな案配で、この日記の続いている事はもう何度も自画自賛してきた。
それ程自分にとっても珍しいことであるのと、そう書いてしまうともう止められなくなる
と言う抑止効果を無意識にも期待していたのかも知れない。
今では有り余る時間を、することもなく無りょうと退屈と戦い、予定もない考えることもない、
もちろん緊張も心身への刺激もないと言う生活で、ぼうっとしてだるくて午後の2時間の昼寝が
不可欠な生活になってしまった。
これでは老いや惚けへの道をまっしぐらだと思った。それではならじと、動くのはだるくて
続かないだろうが、書くことなら座ったままで出来るだろうと、
まず4月と5月は毎日書いてみるかと意識してやってみることにした。
日記であっても少しは頭を使い刺激にもなるだろうという期待もあった。
しかし書いてみると毎日書くことに困り、同じ事を繰り返したり、くどくど長くなるばかり
なのが悩みであり大きい反省点だった。
しかし日記なのだから構わないだろうという心の言い訳はあったが、幼い頃には文学少年だった
私には耐え難いことで、やはりそれには少しは慎重に書こうと思った。
ならば前のようにピンポンをしてきた日(週に1回)にだけ書く方が、書く材料や出来事も豊富
になって、書きたいことを選び整理が出来、そうすれば短く読みやすくなるだろうと思い立った
のである。(正直言うと毎日書くのは面倒くさいからという気持ちも半分以上はあるのだが)
もし明日5/31にもこの日記を書くことが出来たら、4,5月は毎日書くという自分の立てた目標
を達成したことになる。
他には何もないが、これは自分だけの小さな小さな自慢なのである。