日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

ドジなアン

2007年06月19日 19時53分00秒 | 日々の暮らし
               <写真は、今日のマリーとアン>

今日は朝から雨です。

いつもの事なのですが、私が出掛ける準備をし始めると、アンはボールを持って寝室に来て、私の足元にボールを置きます。
私は、それを取ってリビングに投げてあげます。
アンは走ってボールを取りに行き、咥えて戻って来ると、ベッドに上がって寝そべって、準備をしている私を眺めています。

私がリビングに移動すると、またボールを咥えて来て、足元に置きます。
次は、玄関に向けて投げてあげます。

私が動く所へはどこにでも付いて来て、足元にボールを置きます。
出掛けるまでに、何度もこれを繰り返します。
でも今日はすぐには出掛けないと分かったみたいで、アンはボールを咥えたまま籐の椅子に座って休憩をしています。

アンはボールを咥えているのが苦手なので、座ってしばらくするとボールを落としてしまいます。
今日もボールが落ちる音がしたので、「あぁ、また落としてる。」って思っいながら用事をしていると、「キャ~ン!」って声と同時に何かが落ちる大きな音がしました。

「机の上には何も置いていなかったし、落ちる物はない筈なのに。。。」と思いながら行ってみると、書棚の三段引き出しの一番下の引き出しが、1メートル程飛んでいました。
そして傍に、抜けたアンの長い毛が、束になって落ちていました。

             

「えっ、大丈夫? 何したの?」
「足、引っ掛けたの?」
「足、怪我してない?」って足を触ってみて、怪我をしてないかを確かめました。
大丈夫のようです。
いつも通りに歩けます。

ボールは、引き出しの向うに転がっています。
引き出しを元の場所に戻してから、
「アン、ボールは?」って言ってみましたが、取りに行きません。
余程怖かったのだと思います。

ボールを目掛けて籐の椅子から飛び降りた時、引き出しの取っ手に、尻尾の毛が引っかかったのかも知れません。
それでアンが驚いて逃げようとして動いたので、毛が抜けたのでしょう。
引き出しがあんな所まで飛んでいるのだから、凄い力が加わったのだと思います。

ワンちゃんと暮すようになってから、もう10年になります。
ワンちゃん達だけでお留守番をさせる時に危なくないようにと思って、テーブルの上や書斎の机の上には物を出して置かないように気をつけています。

リーを飼い始めた時(私は家にいたのですが)に、首輪をさせていて何かに引っかかったことがあって。。。もし家に誰もいない時にそんな事になったら大変だと思って、それからは家の中では誰にも首輪はさせていませんし、置いてある物にもいつも注意を払っています。

籐の椅子から飛び降りて、書棚の引き出しの取っ手に引っかかるなんて、考えもしませんでした。
マリーもアンも、いつもは前に飛び降ります、でも書棚の前に落ちたボールが気になって、アンは横に飛び降りたようです。

歯医者さんの予約をしていたので、私は出掛けました。
「あんな怖い思いをしたら、あそこを通っておトイレに行けるのかな?」って事がとっても気になりましたが、お留守番をしている間、マリーもアンもおトイレに行くことがほとんどないので、それは帰ってからのことかなと思いました。

               

終わって急いで帰ってくると、いつものように2人は大喜びでお出迎えしてくれました。
アンは大丈夫だったようです。
私が帰ってから、アンはおトイレにも行けたので、一安心です。


               

どうすれば安全なのかを考えて、ソファと籐の椅子の場所を替えたり、色々移動をさせてみましたが、なかなか納得できなくて、結局引き出しの前に観葉植物を置いて、引き出しが隠れるように、引っかかる事のないようにしてみました。