日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

ひきつけ

2011年05月07日 16時08分00秒 | 日々の暮らし

主人が山口に戻り、またいつもの生活が始まっています。

<5月5日>
5日の夜、10時半にいっくんがひきつけを起こしました。

夕食前に、
『いっくん、少し熱っぽいのかな?』
って思って熱を測ってみると、37.5度ありました。

「少し、熱がある。。。」
「風邪がうつったのかな?」
「今日は祝日だから、病院はしてないし。。」

冷たいタオルを額において、しばらく冷やしました。

          
          
夕食も食べ、お誕生祝いのケーキも食べて、しばらく遊んでから、いっくんはソファで眠ってしまいました。

翌朝が早いので、私達は順番にお風呂に入って、寝る準備をしていました。

私がお風呂から出て髪を乾かしていると、いっくんが目を覚まして、
「おか~あさん!!」
って泣きながら呼ぶので、ソファの所に行って、いっくんを抱き上げました。

『熱が上がってるみたい。』
いっくんの身体が熱くなっていました。

「おか~あさん、こわい!」
って言いながら泣いていたいっくんは、背中をゆっくり撫でていると泣き止んだので、私は抱っこしたまま椅子に座りました。

          

しばらくして、すごい大きな声で(異常なくらいの大きな声で)泣き出して。。。
『ひきつけ???』
って咄嗟に思って、近くにあったタオルの端を少しだけ、食い縛っているいっくんの歯の間に挟みました。

姪が幼い頃に何度か起こした事があったので、「舌を噛まない様に。。。」って話を聞いた事があったのを思い出して、タオルで息ができなくなると危険と思って、少しだけ歯の間に挟み込みました。

          

娘は「ひきつけ」を起こした事がないし、姪が起こしたのを見た事もなかったので、いっくんの「ひきつけ」には、傍で見ていた主人も娘も驚いてしまって。。。

「キィ~~!!」
って言い続けながら、歯が折れる程噛み締めて、しんどそうな顔のいっくんに、
「いっくん 、お母さんがいるから大丈夫!」
「大丈夫、大丈夫よ!」
って声を掛け続けました。

初めて見る「ひきつけ」の状態は、「怖い!」っていうよりも、「早く治まって、いっくんを楽にしてあげないと。。。」って気持ちの方が強かった様に思います。

多分5分も経ってないと思うのですが、とっても長く感じました。

          

ひきつけが治まってしばらくすると、いっくんは、
「なおったの?」
「もう なおったの?」
「もう ならない?」

「こわかった~。」
って言いました。

氷枕をして、額を冷やしながら、眠らせました。

          

<5月6日>
朝、早くに主人を送り出して。。。
次に娘が仕事に出掛けて。。。
いっくんは9時前に、機嫌よく起きました。

「おと~うさん、もう やまぐちに かえっちゃったの?」
「おと~うさん しゅきなのに。。。」
「あやちゃん、おしごとに いっちゃったの?」
「さみしい。。。」

熱を測ると、37.1度に下がっています。
ひきつけの時には、39度位の熱があったと思うのですが、測っていませんでした。

          

今日は、朝からいっくんの病院行きです。

『どこのお医者さんへ行けばいいかな?』
って迷った末に、あっちゃんが診てもらった病院が丁寧にきちんと説明してくださっていたので、
『病院は、長い時間が掛かるけれど、きちんと診てもらった方が安心。』
と思って、10時過ぎに家を出ました。

          

長~い長~い待ち時間があって、いっくんの順番が来ました。

「お家は、東京なんですか?」
「こちらの方は、ご実家なのですか?」
の先生の質問に、長々の説明は省いて、
「はい、そうです。」って答えました。

周りにひきつけを起こした人がいるかの質問には、
「この子の母親が。」
って答えました。

          

昨晩からの症状を聞かれて、説明した後、
「お母さんは、お嬢さんのひきつけで慣れてらっしゃるから、とっても適切な処置をなさっています。」
「初めてひきつけを見たお母さん達は、みんな怖がって、驚かれてしまうだけなのですけれどね。」
(本当は、私も初めての体験なのですが。。。)

「今は、ひきつけを起こしても,口に物を挟まなくても、何もしなくていいんですよ。」
「舌を噛む事はありません。」
「挟む事によって、窒息死したりする事が多々あるので。」
「その点だけ、覚えておいてください。」
って、先生がお話されました。

          

ひきつけを起こした時は、そのまま広い場所に寝かせて、下記の様子をしっかり見る事が大切なんだそうです。(「押さえつけたり、揺さぶったりせずに、名前を呼び続けてあげてください。」って話されていました。)
①何分間か?
②目は開いているのか、閉じているのか?
③身体は突っ張っているのか、力が抜けているのか?
④顔色は、赤いのか青白いのか?

⑤5分以上ひきつけを起こしたり、ひきつけ後の様子がおかしい時は、すぐに救急車で病院へ行く。
⑥5分以内で、その後の様子が正常ならば、次の日に病院へ行く。

          

便秘気味だったので、浣腸をしてもらって、風邪のお薬をもらって。。。家に帰って来ると、3時前になっていました。

病院は長い時間が掛かるので、それだけでとっても疲れてしまいます。

いっくんは、帰ってからお昼寝をしたのですが、目を覚ました時、また大泣きしました。
昨日のひきつけの時の事を思い出したみたいで、
「こわい~!!」
って泣き叫んでいました。

夜は、みんなで早くに眠りました。
いっくんの看病でほとんど眠ってなかったし、病院でも長い時間待ったので、とっても疲れてしまって。。。

          
          
<5月7日>
今日は、朝からちょっと頭痛です。
『風邪がぶり返したのかしら。』

いっくんは、随分元気が戻って来て、機嫌よく遊んでいます。

「おか~あさん、だっこして!」
「おか~あさん、しゅき!」
「おかあさん、じゅっとじゅっと だいしゅき!」
ってよく言っているので、いっくんはまだ不安(ひきつけの恐怖)を抱えているのだと思います。

          

ワンちゃん達は、ゴールデンウィークのお散歩の後シャンプーをしていないので、マリーの白い毛は特に薄汚れて汚くなっています。

アンの毛も縺れている様なのですが、昨日も今日もブラッシングをさぼっています。

何かが起こると、どうしてもワンちゃん達の事が手抜きになってしまいます。

いっくんに元気が戻って来ると、ワンちゃん達はいっくんの周りにいる事が多くなっています。

「いっくんの様子がいつもと違って、変?」
「おとなしい!!」
ってワンちゃん達も思っていたに違いありません。

          

いっくんに笑顔が戻って来たので、『もう大丈夫!』って思うと、今度は私にどっと疲れが出てきた様な気がします。


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