風がリビングを通り抜けるいい季節が、やっと来ました。
ガラス戸や窓を開け放して、風が通り抜けて行くのを眺めていました。
『いいなぁ～。』
『リーとナナの季節だぁ～。』
昨晩、娘がアンのシャンプー・ドライをしてくれました。
久しぶりにサラサラふわふわのアンになって。。。とっても手触りがいいです。
今日は、マリーのトリミングとアトムのシャンプーの日です。
娘がお休みなので、娘と２人で連れて行くつもりだったのですが、娘が彼と一緒に連れて行ってくれる事になりました。
アンと私はお留守番です。
マリーとアトムが、リードを着けて出掛けて行ってしまうと、置いてきぼりにされたアンは、ずっと「クゥ～ン、クゥ～ン」って言いながら、リビング、娘の部屋、玄関を行ったり来たりしています。
時々、「キャン！キャン！」って鳴いたりもしています。
「何で、私だけがお留守番なの？」
って思っているのでしょう。
私がいるのに、ちっとも傍には寄って来ません。
アンは、お外が好きだから、お外に行ってしまったマリー達が気になるのだと思います。
アンが諦めたのか鳴き止んで、いつもの様に娘の部屋の椅子に寝そべっています。
１人でいるのが好きなアンなので、気が向くまでリビングには来ません。
家の中は静まり返って。。。
『アン１人だと、こんなに静かなんだぁ。』って、ちょっと驚いています。
３人がいて、３人共がお昼寝をしている時も静かなのですが、何となく３人の気配を感じているので、こんなに静かだとは感じません。
こんな静かな時間もいいものですが、これが毎日だったらきっと物足りなくて、寂しく感じるのだろうと思います。
昨晩、アンは完全に乾いていなかったので、今日は丁寧にブラッシングをしました。
痛がりの怖がりなので、ちょっと引っ掛かると、大きな声で鳴きます。
サラサラになりました。
このままの状態が続いてくれると嬉しいのですが、アトムに首周りの毛を噛んで引っ張られるので、またすぐに毛玉ができてしまいます。
アトムが娘と彼に連れられて、３時半に帰って来ました。
マリーは予想通りに毛玉が多くて、トリミングに時間が掛かるらしいので、お迎えは後になりました。
帰って来たアトムは、ちょっと細くなった様に見えて、凛々しい顔になっています。
『ペットショップでのシャンプーは初めてだったので、緊張していたのかな？』
アトムは、帰ってからおトイレに行って、おやつを食べて。。。今は和室で寝そべっていますが、とっても静かで、おとなしいです。
「借りてきた猫」状態です。
アンにも相手になっていないし、まったく「音」（足音も含めて）を発していません。
『どうしてしまったんだろう？』
って心配になってきます。
娘達がアトムのお迎えに行った時、マリーは鳴き叫んでいたそうです。
『マリーは、いつも１番偉そうにしているのに、アトムが帰ってしまうので不安になったのかな？』
マリーが帰って来るまでは、このまま静かな時間が続きそうです。
４時半前に、娘に連れられてマリーが帰って来ました。
ドアを開けると、
「お母さ～ん、マリー めちゃブサイクよ。」
って娘の第一声です。
ほんと、ブサイクです。
マリーらしさがなくなっているので、ちょっとでもマリーらしくなる様にと、気になる所をカットしてから、写真を撮りました。
拘りがあるので、いつもトリミングの時には、毎回同じ注文をします。
「耳の毛は短くしてください。」
「口の周りの毛は、長いままにしておいてください。」
「顎の毛は、短くせずに、三角になる様にカットしてください。」
「首の後ろの毛は、短くしないでください。馬のたてがみの様に残しておいてください。」
「足は細くしないでください。」
言葉だけでは通じない事もあると思って、１番気に入っている状態の写真を預けてあって、それに近いトリミングをお願いしているのですが。。。
マリーは毛が短くなって身軽になったのか、籐の椅子に飛び乗る時、とっても軽そうに飛び上がりました。
いつもの調子で椅子に飛び上がったら、思ったよりずっと軽くて、高く上まで飛び上がってしまった様子で、マリーは「えっ！」って、ちょっと驚いた様な顔をしていました。
毛が長くて、何をするにも重そうな動きをしていた時と違って、とっても若くなった様にも見えます。
マリーが身軽で嬉しいのなら、それで十分です。
すぐにまた毛は伸びて来て、いつものマリーに戻ります。
３人共、きれいになって、すっきりしました。
マリーもとってもおとなしいです。
マリーとアトムは、お疲れの様子です。
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