今日は、ひんやりとした風が吹いています。
すべての窓、ガラス戸を開けると、いい風が通り抜けていきます。
『そろそろ、リーの季節だな。』
暑い日があったり・・・急に冷える日があったり、毎日気温が大きく変化しています。
私達が朝食を食べ始めると、バニーはベッドをおもちゃにして、機嫌よく遊んでいます。
ひっくり返して、上に乗ったり引きずり廻したり。
『他の子達はみんな、仔犬の頃から遊ぶ相手がいたのに、バニーには遊ぶ相手がいない・・・・。』
って思っていたのですが、リーも生後46日目からナナが来るまでの1年8ヶ月は1人でした。
(リーとナナは1歳5か月違いで、マリーとアンは5ヶ月違いの同じ歳です。)
『バニーは生後108日に我が家の子になったから、こんな頃リーも1人だったんだ。』
バニーを見ていると、いつも亡くなった4人の事が頭に浮かびます。
リーを亡くした時、リーを大好きだった娘は、
『リー以上の子には巡り合えないだろうな。』
って思っていたそうです。
マリーが我が家に来て、マリーが心を開いた頃から、娘はマリーが大好きになり、マリーも娘が大好きになりました。
「リーを超える子なんていないと思っていたのに・・・。」
「マリーはリーを超えたよね。」って娘。
今はまだ、娘の中ではバニーはマリーを超えていない様ですが、
「こんな可愛い、いい子が来るなんて・・・思ってもいなかった。」
「もう、マリー以上の子なんて、絶対にいないと思ってた。」
「でも、いるんだよね。」
「思っている以上の、超えた子が必ず来るんだものね。」
「何か不思議な気がする・・・。」
って娘は言います。
バニーに巡り会うまでに、私達家族は、ワンちゃんについてのいろんな勉強をさせてもらった様に思います。
何にも知らずに、たまたまいい子達に恵まれて暮してきましたが、そうではないって事を。
マリーからバニーにバトンタッチされていなかったのは、私達家族がワンちゃんについて考えるために必要な時間だったみたいです。
いろんな事を勉強させてもらって・・・ワンちゃんに対する愛情が、より深くなったと思います。
「しつけ相談」をしてもらってから、すべての事に於いて、
『バニーは大丈夫!』
って思える様になりました。
『そう、バニーを信じて、自由に育ててあげよう!』
っていう気持ちが、大きくなりました。
今までは、娘達が来るまでの時間だけが、バニーの自由な時間でした。
今日から1日中、すべてのドアを開けて・・・バニーの自由な時間にしてあげる事にしました。
でも、バニーはほとんどリビングにいるのですが・・・。
子供達が来ない日は、バニーはとってもおとなしい子です。
ソファにも飛び乗れるし・・・ベッドにも飛び乗れるし・・・。
飛び乗れても、飛び降りる時は、とっても躊躇しているバニーです。
乗るより、降りる方が楽だと思うのですが、降りるのには考える時間が必要そうです。
元気に走り廻るバニー・・・賑やかで騒がしい子供達・・・我が家は、活気に溢れている毎日です。