まだ、蒸し暑い日が続いています。
バニーは主人が大好きです。
主人が行く所・・・行く所・・・へついて行きます。
主人がソファに座ると、ソファに飛び乗って、新聞を読んでいる主人の横でくっついて寝そべっています。
主人がお昼寝に寝室へ行くと、ベッドに飛び乗って、主人が眠る邪魔をしています。
「胸の所まで上がって来て、そこに寝そべるから重くて、眠れない・・・。」
って主人は嘆いています。
「K(私の名前)、俺こんなにバニーに気に入られてるけど、羨ましいか?」
って主人が言います。
「ううん、羨ましくない。」
「こんなにM(主人の名前)さんの事を気に入ってくれるワンちゃんがいて、Mさんは幸せだよね。」
って私は答えます。
いつもこんなやり取りの時、私はそんな風に答えています。
でも、振り返ってみて思ったのですが、リーからアンまでみんなが、主人を好きだったと思います。
『主人は、そんなワンちゃん達の心の奥にある気持ち(愛)を、読み取れていなかったんじゃないのかな。』
・・・・・
『主人は今、時間に余裕があるので、バニーにきちんと向き合っているけれど、以前(マリーとアンがいる時)は、きっとそんな余裕は持っていなかったんだろうな。』
『本当に忙しくて忙しくて、仕事でいろんな問題を抱えながら生きていたから・・・。』
『単身赴任先から帰って来ると、飛び跳ねて喜んでくれるワンちゃん達の相手を嬉しそうにしていたけれど、自分が癒されてても、きっとワンちゃん達の気持ちを汲み取れるほどの余裕はなかったんだろうな。』
今の主人を見ていると、そんな気がします。
現在は、未来から流れて来て・・・過去へと流れて行きます。
その未来から流れて来るマイナスな事柄に押し流されない様に、現在を生きて行く・・・押し進んで行く・・・のに精一杯だったのだと思います。
ワンちゃん達は、どんな時でも私達に愛を一杯与えてくれます。
その愛で、主人がどんなに癒されていたかは、主人が一番分かっているのだと思います。
仕事から解放されて・・・自由にできる時間が増えて・・・いつもバニーが寄り添ってくれている今の暮らし。
毎日、おもちゃ投げなどしてバニーを遊んであげていると思っている主人ですが、主人がバニーに遊んでもらって、構ってもらっているのだと思います。
楽しんでいるのはバニーではなく、主人なのでしょう。
「お父さんが楽しいのなら、それでいいです!」
って、バニーが思っている様な気がします。
ワンちゃんは、その人の心の奥にある本当の気持ちを読み取っています。
バニーが主人を大好きで、主人にくっついて歩いている暮らし。
私はワンちゃんの気配がするだけで・・・それだけで、とっても幸せだと思っています。
きっとワンちゃんを亡くした事のある人達は、みんな同じ気持ちなんだろうと思います。
「ワンちゃんがいる暮らし」を、これからも大切にして行きたいと思います。
バニーが、機嫌よく、元気に、しっかり食べて、楽しく幸せに暮らせる様に、私達は頑張らないと・・・。
しょうちゃんが、拾ってきてくれた松ぼっくりと落ち葉(↑)です。
秋が、もうそこまで来ているのかな・・・。