※ フィッシングでカジキ
本当にビックリしたな。
まさか、フィッシングでカジキがヒットするとは思わなかった。
ゆっくりと時間をかけて船に寄せて、あと少しと思ったところでまた遠く
に向かって走り出す。
糸の先でオートバイが暴れているような手応えだったな。
竿は折れたし、リールのハンドルも曲がってしまうほどの強烈ファイト
でクタクタに疲れましたね。
なーんて、マーレの市場に横たわるカジキを見て、大物とファイトする
夢を膨らませるのでした。
こんなのが釣れたら楽しいだろうな。
※ どれか当たるはず
「現在はモルディブで日本人スタッフとして勤務しているんですよ」
「実は私は何年か前にもまんぼ~さんにお会いしたことがありますけど、
覚えて下さってますか?」
もちろん、覚えていますよ。
千葉か埼玉か愛知か奈良か京都のご出身ですよね。
あの時にはたしか、梅田か難波か肥後橋でお会いして、お好み焼きか
近所の定食屋か、居酒屋か焼肉かイタリアンに行きました。
本当に懐かしいですね~。
「いえいえ、ボラボラ島で中華のレストランに行きましたよ」
「それに、私は福岡県の出身です」
※ 瞳のご馳走
モルディブのリゾートは、島の形によっても様々なカタチをしています。
そんな中でも、遠浅の綺麗な海が広がる景色が特に好きで、そのような
景色には目を奪われますし、ついつい写真を多く撮ってしまいます。
日陰の椅子に座って、ジュースか何かを横に置いて、ボーっと何時間も
眺めていられそうな気分です。
この海が本当に地元の海と繋がっているのかな。
※ 古い水上ヴィラも捨てがたい
オープンした当初から水上ヴィラは存在しており、後から新しいタイプ
の水上ヴィラを増築する。
モルディブでは、このようなことも珍しくありません。
普通に考えれば新しい水上ヴィラの方が良さそうですが、古いタイプの
水上ヴィラの方が良いと思えることもあり、面白いものです。
モルディブに新しいリゾートや水上ヴィラが完成する限り、このような
テーマが尽きることはないのでしょう。
※ それぞれの直し方
リゾートホテルに欠かせないカートが故障しているようです。
故障したカートについても、それぞれの旅行先によって直し方の方向性
が異なるのかも知れません。
・タヒチの人の場合
わざわざ修理に出さなくても、親戚のテイバ君がメカに強いから、修理に
来てもらえないかお願いしてみるよ。
テイバ君は整備士の資格はないけれど、ボートでもクルマでも基本的に
自分で直すからね。
テイバ君でも直せなかったら、プロにお願いすればいいんじゃないかな。
・モルディブの人の場合
整備士の人にリゾートまで来てもらうべきか、こちらから船便でマーレに
送るべきか迷うところだよね。
勝手にイジッたら余計に症状が悪くなるかも知れないから、こんな時は
素人が触らずにプロに任せるべきだよ。
マーレに修理できる業者さんがあるから電話で相談してみようか。
・フィジーの人の場合
とりあえず、車体の後ろの方を叩いてみれば良いのでは。
今の状態で故障してるんだから、叩いて故障しても同じことだしね。
わざわざ整備士にリゾートまで来てもらうのも、船でビチレブ島にカート
を送るのも面倒くさいもん。
これで直ったらラッキーだし、村の人も昔からよく叩いて直してたよ。
そもそも、2台とも故障してから修理を考えたらいいんじゃないかな。
※ シンプルな仕組み
そういえば、スパの写真を撮り忘れていたな。
1人でスパに写真を撮りに行ってもいいですけど、部屋で退屈そうに
しているリーダーを誘うことにしましょう。 コンコン。 ガチャ。
「誰かと思えばまんぼ~さんですか」
「えっ、今からスパに写真を撮りに行くんですか?」
「まんぼ~さんが1人で行って来たらいいじゃないですか」
「僕は写真を撮ってますし、スパに行くのは面倒くさいですよ」
「今から昼寝をするところだったんです」
リーダー、スパの隣にあるラウンジでお寿司の試食をやってるらしいよ。
「スパに行きます! 早く行きましょう」
※ 勤務中でも美味しいです
夏休みでも、ホテルの見学開始から終了までは、自分の中では仕事。
ホテルを見学している間の休憩タイムは、旅行にも仕事にも属さない
グレーゾーンでしょうか。
グレーゾーンでも、仕事中に飲むのはマズいような気もします。
まぁ、ウダウダと言いながら、最終的には飲むんですけどね。
勤務中はマズいのかも知れませんけど、とても美味しかったです。
※ 先に出せば良かった
青や赤や黄と、今日のシュノーケリングでは色とりどりの熱帯魚を撮影
することが出来て良かったです。
この喜びを仲良くなったスタッフと共有するために、レセプションへと
向かうことにしました。
すると、先にホテルのスタッフが見せてくれたデジカメには、マンタや
イルカ、さらにはジンベエザメが写ってます。
どれもプロカメラマンが撮影したような写真。
そんなにも凄い写真を見せられてしまうと・・・。
自分のカメラをポケットから出すことなく、静かにお部屋に戻りました。
※ 暇つぶし
雨で何もやることがありませんので、室内で出来る面白いことを自分で
考えることにします。
目を閉じた状態で、プリングルズの赤と緑を触り、手の感触だけで色を
当てることに挑戦します。
横や底の感触は赤も緑もソックリなので判断するのが難しいな。
ずーーっと触っていると、微妙なフタの硬さの違いを感じとり、やがて
感触だけで色を当てられるようになりました。
この感触は緑 正解! この感触は赤 連続正解!!
自分だけの特技が出来たようで良かったです・・・。
コレの何が面白いのかな。
※ おまかせプラン
今回もおまかせプランにして食事を頂くことにしましょう。
朝食にはスパゲティで昼食はピザ、夕食は鉄板焼きが出てきました。
毎度のように、おまかせプランは手間がなくてどれも美味しかったです。
とても疲れている朝のスタッフがイタリア人だと認識し、そのまま昼の
スタッフにも引き継いでしまいました。
ところが、夕方に私を見かけたスタッフが、あの人は絶対にイタリア人
ではないと言い切ることになります。
ファッション雑誌に登場するイタリア人に全然似ていない!
ヒゲもないしスーツも着てないじゃないか!
取りあえず、夜は食材に火を通す鉄板焼きにしておけば大丈夫だろう
と思ったのかも知れませんね。
※ お気に入りポイント
次から次にお部屋を見学するのは良いとして、お部屋に入れば天国、
一歩でも外に出れば地獄です。 あまりにも外は暑すぎますよ。
ベッドルームやリビングルーム、更にバスルームと、興味のある部分
は色々とありますけど、重点的に見学するべき場所を見つけました。
・広い部屋を涼しくする圧倒的なパワー
・ノイズが少なく、静かで快適な空間を演出する優しさ
・自らを主張しすぎることなく、インテリアに溶け込むデザイン
この水上ヴィラは、パナソニックがお気に入りポイントです。
※ オールインクルーシブ
「なんで、エクスカーションの追加料金が発生するのよ!」
「食事も出てこないし、こっちも追加料金だらけじゃないっ!」
「チップなんて絶対に払いませんからね!」
ゲストが激怒しており、レセプションが激しく炎上しています。
会話の内容から、おそらく出火原因はオールインクルーシブでしょう。
罵詈雑言による地獄絵図。 あまりにもスタッフが可哀そうだな。
ロビーでは数人の野次馬が様子を眺めており、偶然にレセプションに
やってきた私もその1人になりました。
隣にいた人の話によると、2日前と比較すれば怒りが収まり、今日は
別人のように落ち着いているそうです。
私には2日前の様子が想像できませんでした。
※ インドっぽいのかな
モルディブにはイタリア系やドイツ系、タイやアラブなど、色々な国の
リゾートブランドが展開しています。
今回宿泊したのは、インドのリゾートブランドのホテルです。
宿泊する前は、インドらしさを感じるようなリゾートに仕上がっている
のかなと思いましたけど、特にそのような印象もなく、普通に素敵な
リゾートホテルです。
お部屋の雰囲気が、インドっぽく見えないこともなさそうです。
※ 無理矢理にボケる
「まんぼ~さん」
「この中に、どれかボケられそうなアクティビティがありますかね?」
リーダー、その発想はやめたほうが良いと思いますよ。
無理にボケようとすると、意図的に事故を起こさなくてはという思考に
なってしまう可能性があります。
それがエスカレートすると味覚がおかしくなり、ケガをしたり、小島で
遭難するのが美味しいと勘違いするはず。
そのガッツは個人的に好きですけど、色々な人に迷惑がかかりますし、
ボケる前提でアクティビティを選ぶのはやめましょう。
ない時はないで、普通に楽しめば良いと思いますよ。
※ アイスクリーム
アイスクリームを頂くことにしました。
シンプルにバニラのアイスを選んで頂こうとすると、スタッフから好きな
トッピングを選んでも良いと言われました。
トッピングを選んで食べようとすると、次はコーンに乗せても良いことに。
変化を遂げている間に溶けそうになりましたが、コーンにマーブルが
入ったオリジナルのアイスクリームは美味しかったです。
ご馳走様でした。
※ いちいちオシャレ
空き瓶の置き場所に困り、適当に棚に置いたわけではないはず。
台の上に無造作に並べられた沢山の小物も、色々と配置を考えた上で、
セレクトショップのように素敵に並べているに決まってます。
スパのプロダクトなどを販売している棚に至っては、もうピカソの領域に
達しているのでは。
いくら私が整理整頓が苦手でも、これらが散らかってる状態でないこと
くらいは分かります。
いちいち、ブティックがオシャレなんです。
※ 元気の源
モルディブ旅行も後半になりますと、リーダーの顔にも多少の疲れが
見えますが、何日も行動を共にすることで説明書が仕上がっています。
ほうれん草を食べたポパイが元気になったり、キノコを食べるとマリオ
が大きくなったり。
このような感じで、リーダーはスイカジュースを飲むと元気が復活する
仕組みになっています。
はい、スイカジュースを持って来たのでどうぞ。
あと少しですから頑張りましょう。
※ サンセットタイム
夕食の前にバーでサンセットを楽しむことにしましょう。
沈みゆく夕陽は綺麗ですし、カクテルやカナッペも頂いて大満足です。
他のゲストとも世間話をしたりして、楽しい時間が過ぎて行きます。
日本各地から来てる人がいて、オートバイの合宿免許を思い出すな。
「まんぼ~さんはとても関西弁が上手ですね」 と褒められました。
そうそう、京都や大阪に旅行に行った時に、関西弁がパーフェクトに
移ってしまいました。
って、なんでやね~ん。
※ すべらない話
研修旅行では、食後のバーで旅行業界の話題やこれまでに経験した
ハプニング、旅行の思い出などなど、様々な世間話をするものです。
私にだって、すべらない話の1つや2つはありますし、こんな時には
それを披露するチャンスです。
話題の展開的に、あの話が出来るなと思っていたところで、リーダー
が全員に聞こえるように言いました。
「まんぼ~さん、あの面白い話をして下さいよ」
「スパで背中を押された勢いでオナラが出てしまったオチの面白い話」
リーダーがそれを発表することで、私はその話が出来なくなるんだよな。
沢山の人から笑いを取ってきた、自慢のすべらない話だったのに。
※ かわいい~ パート(7)
ランチを終えてモルディブの歴史が分かる博物館にやってきたところ、
「かわいい~」という声が聞こえてきました。
そろそろ無理があると思いますけどね。
どんどん、かわいいから遠ざかっているような気もしますし。
何かと思えば、昔の人が利用していた土器に対してかわいいと言って
いるようです。
「歴史を感じる~」とか「2階から落ちてきたら入院する~」なら分かり
ますけど、土器はかわいいのかな。
同世代のリーダーは私と同じ感覚だと思われますので、感想を求めて
みることにしましょう。
リーダー、この土器がかわいいって表現は分からないよね?
「かわいいですよね~」
分かるんかい!
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