歌舞伎を楽しんでから、道頓堀のあたりを歩いてみました。
オフィスが大阪にありながらも、普段はあまり難波まで来ることは
ありませんので、たまには散策するのも楽しいものです。
お馴染みとなっている大阪の風景が広がり、行き交う人も沢山で
賑わいを見せています。
外国からの観光客も多いですし、この派手な感じがウケているの
かも知れません。
大正時代の写真を見ると、このあたりは既に賑わっていたようで、
かつては芝居小屋も沢山あったそうです。
なんなら、現在よりも人が多かったのかも知れませんし、色々な
商店や民家も立ち並んでいたはず。
しかしながら、大阪大空襲で焼け野原となり、松竹座は奇跡的に
残りましたが、今では考えられない大きな被害がありました。
私自身も阪神大震災を経験しており、昨日までの当たり前の生活
が一瞬で変わってしまったことを覚えています。
「なんぼのもんじゃい!」 「負けてたまるか!」
「以前よりも、活気のある町にしてやろうじゃないか!」
深い悲しみを乗り越えて復興を遂げた大阪の人の底力が、今日の
道頓堀の町並みや賑わいとなっており、大阪のシンボルとなって
いるのかなと思いました。
能登半島地震により亡くなられた方々にお悔やみを申し上げます
と共に、被災されている皆様にお見舞いを申し上げます。
1日も早い復興を心より願っております。