※ 早く来て下さい
この時は、水上飛行機からプカプカと海に浮かぶフロートに乗り換えて、
送迎ボートの到着を待っていました。
不規則に揺れ続けるフロートに乗っていると、先ほどまで元気だった人
が急に大人しくなり、一点を見つめ出しました。
どんぶらこ、どんぶらこ…。
早くボートが来てくれないと、嫌なことが起きてしまう予感がしますね。
そろそろ限界かなと思っていた頃にボートが迎えに来てくれました。
おそらく、ギリギリセーフだったと思います。
※ デザイナーズリゾート
モルディブ伝統のドーニの形をしたゲストルームに宿泊です。
なるほど、外観を見れば確かにドーニの形をしていますが、一歩室内に
入ってしまうと、その外観を自分で観ることは出来ません。
人によっては、お部屋がドーニの形をしてるなんて変だと思われるかも
知れませんが、外観のことは全く気にされなくて良いと思います。
宿泊してみると、オシャレで普通に快適なお部屋ですよ。
※ それぞれのフィッシング
旅行先に関わらず、リゾート内でのフィッシングは基本的に禁止されて
いますが、旅行先によって微妙にニュアンスが異なるように思います。
・タヒチの人は言いました。
まんぼ~さん、リゾート内でのフィッシングは許可が下りないよ。
その代わりに、仕事が終わってから島のナイスなフィッシングポイントに
連れて行ってあげるからさ。
次に来た時にはボートで一緒に釣りに行こうぜ。
・モルディブの人は言いました。
まんぼ~さん、リゾート内でのフィッシングは許可が下りないよ。
リゾートの規則で禁止されていますので、アクティビティでご用意してる
ゲームフィッシングはどうですか。
カツオとかも狙えますから、満足できると思いますよ。
・フィジーの人は言いました。
まんぼ~さん、どんどん釣っちゃいなよ。
あまり大きな声で言えないけどさ、あそこに見えてる大きな岩の周辺が
入れ食いポイントとして有名だからね。
美味しそうな魚が釣れたら、絶対に俺にくれよな。
※ 潜水艦に乗ろう
潜水艦に乗りにやってきました。
上から見ると掃除機のルンバのようなカタチをしていますが、水中世界
を観察出来るように、水面の下に座席が広がっています。
ゆったりとした速度で動きますので、お子様から年配の人まで、幅広く
お楽しみ頂けるグラスボトムボートのような感覚に近いです。
潜水艦から見る水中世界をとても楽しみにしていたのですが、座る位置
を失敗してしまったようで、私には特に何も見えませんでした。
水中の景色はさておき、潜水艦に乗ったことが思い出になりました。
※ おまかせプラン
おまかせプランにしたところ、朝食にはカレー、昼食にはハンバーガー、
夕食には色々な和食がお皿に乗って出てきました。
モルディブでカレーを食べたのは初めてのことですし、ハンバーガーは
美味しく、モルディブで居酒屋感覚を楽しむことが出来て良かったです。
面倒もなくて、おまかせプランにして大正解でした。
寝ぼけた朝のスタッフが私をインド人と認識しましたが、昼のスタッフが
絶対にインド人ではないと言い出すことに。
インド人にしては頭にターバンを巻いてないぞ。
話し合っても結論が出ないので、とりあえずハンバーガーを出しておこう。
ということに。
いつもレストランにキッチリと時間通りに来ていることで、夜には日本人
だと思ったのかも知れませんね。
※ 水上ヴィラのグレード
多くのリゾートホテルでは、水上ヴィラに幾つかのグレードが設定され
ています。
ご案内して頂いたのは、リゾートで料金設定の安い水上ヴィラでしたが、
あまりにも豪華で驚きました。
広さも高級感も申し分なく、テラスには隣のお部屋との間を仕切る完全
な壁もありますし、テラスから海に降りることも出来ます。
これよりグレードアップした水上ヴィラもありますけど、私はこの水上
ヴィラで十分でした。
※ 風速の目安
ボートに乗ってシュノーケリングに出かけたところ、まんぼ~はとても
泳げるような状況ではなく、オレンジを頂くだけで帰ってきました。
そう言えば、昨日の新聞に風速が何メートルとか書いてたような記憶
がありますけど、いまいちピンと来ないんですよね。
信号機が左右に激しく揺れるくらいとか、消防車がひっくり返るくらい
とか、そのような表現で風速を教えて頂けると分かりやすいのにな。
まぁ、ここには信号機も消防車もありませんけど。
※ コレってボケですか
「まんぼ~さん」
「ここに置いてあるフルーツを持ち去るのはボケになりますか?」
リーダー、それはボケではなく、ただの犯罪行為になってしまうのでは。
メチャクチャにすれば良いってものではないし、犯罪でなければ良いと
いうことでもないですよ。
例えば、ラーメン屋さんに入って、「この辺で美味しいラーメン屋さんを
知りませんか?」なんて質問をするのもボケにはならない。
ただ失礼な人になるし、大将の機嫌によっては無傷では帰れないはず。
常識の範囲内で、トンチンカンな言動をするのがボケじゃないかな。
※ レアな熱帯魚
シュノーケリングで定番の熱帯魚と泳いでいると、近くにレアな熱帯魚
が泳いでいるのを発見しました。
フエヤッコダイとタテジマキンチャクダイです。
フエヤッコダイの生息地域は広いのかもしれませんが、なかなかコレを
水中で見かけることはありませんので、とても縁起が良いです。
タテジマキンチャクダイは初めて遭遇しましたので、旅行後に魚図鑑で
調べて名前が分かりました。
モルディブで出会った珍しい熱帯魚の写真を、旅行後に魚図鑑と照らし
合わせるのもお楽しみの1つです。
※ 初期のモルディブ旅行
始めてモルディブに来た時や、最初の方に滞在していた頃を振り返ると、
食事に関する記憶がとても少ないです。
滞在中に何も食べてないということではないのでしょうけど。
そう思いながら古い写真を見返してみると、色々と撮影した料理の写真
が出てくるではありませんか。
自分が非常に適当に食事をしている様子がわかります。
右も左も分からずに宿泊していましたし、食事のことなんて何も考えて
いなかったのでしょう。
写真を撮るだけで、精いっぱいだったんだろうな。
※ モヤモヤした気分
炎天下を歩いて、長い桟橋を歩いて宿泊している水上ヴィラまで帰って
来るとカギが開きません。 またこれなのか。
仕方がありませんので、長い桟橋を歩いてカギの調整を終え、また長い
桟橋を歩いて水上ヴィラに帰ってきました。
モルディブの桟橋でこれだけ歩けば、どんな人でも汗だくになりますよ。
すると、カートに乗ってやってきたスタッフがカギを開けて、お部屋の
掃除をしているではありませんか。
上手く言えませんけど、何か違うと思います。
※ お久しぶりです
ミニバーのコーラを飲むことにしましょう。
缶ジュースのプルタブは、一度押し込んでから手前に引っ張るのが普通
だと認識している人が多いのでは。
私が子どもの頃の缶ジュースのプルタブは、缶から完全に分離するのが
普通でしたが、いつしか分離するタイプは世の中から姿を消すことに。
分離するタイプのプルタブは、既に地球から絶滅したと思っていたのに、
まさかモルディブで再会することになるとは。
本当に懐かしいですね。 お元気そうで何よりです。
※ いちいちオシャレ
同じテーブルの椅子の色が別々になっているだけでもオシャレなのに、
食事中に交換して下さるテーブルクロスの色まで変わったりします。
海の上に建つレストランでは、爽やかな白いパラソルを採用しているの
かと思えば、サンセットを眺めるためのソファには情熱的な赤。
寿司カウンターは、日本のお寿司屋さんのつけ台を意識した本格的な
デザインです。
いくら私がリゾートの内情を知らなくても、これらが発注ミスでないこと
くらいは分かります。
いちいち、レストランがオシャレなんです。
※ なぜか大丈夫な人
シュノーケリングを楽しんでいた時のこと。
海の状況が変わりましたので、急いでビーチまで辿り着き、水上ヴィラ
に戻って一安心です。
ハウスリーフに取り残された人も、スタッフが救助して下さいました。
こんな時は、テラスでのんびりと過ごすに限ります。
テラスから海を観察していると、一緒にモルディブ旅行に参加している
男性が、何ごともなくシュノーケリングを楽しんでいます。
なぜ大丈夫なんだろう。 日頃の行いが違うのかな。
※ まちがいがあります
もう、どれくらいの時間が過ぎたでしょうか。
40分近くは経っているように思いますけど、料理が全く出てきません。
キッチンが忙しいのかも知れませんし、スタッフが食材をマーレに買い
に行って下さっているのかも知れないな。
やっとのことで料理が出てきましたけど、私がお願いした料理と異なる
ものが目の前に登場しました。
何でもいいやと思いながら食べるてみると、美味しいじゃないですか。
色々な意味で、間違い(待ちがい)がありました。
※ 強行日程
夕方にリゾートホテルに到着して、翌朝には出発する強行日程です。
仕方のないことだと分かっていても、全く海にも入らずに宿泊を終える
のは避けたいところです。 なんのためにモルディブに来たのか。
早朝に目覚ましをセットして、スタッフから不審者と間違えられながら、
意地のシュノーケリングを楽しみました。
気のせいか、パウダーブルーサージョンフィッシュも眠そうでした。
※ かわいい~ パート(3)
水上ヴィラを見学していると、また、「かわいい~」という声が聞こえて
きました。
今度は何かと思えば、ベッドに対してかわいいと言っているようです。
「素敵~」とか、「足の小指をぶつけたら痛そう~」なら分かりますけど、
ベッドはかわいいのかな。
ご本人がかわいいと言っているのですから、かわいいのでしょう。
いつか私にも、ベッドがかわいいと思える日が来るのかな。
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