WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「夢紡ぐ綾」

2007-09-02 18:28:10 | 読書感想文
先日ご紹介した「決してあきらめない、あきらめさせない」の中に登場する、岩本綾さんがお母様と一緒に書かれた本。

綾さんは、本当に努力家で、ダウン症という障害云々より、ひとりの人間として凄いと思う。
コツコツと、おそるべき粘りで、英語、高校受験、大学受験、パソコン、英会話をモノにしていく姿は、爽快で、人間の持つ可能性の大きさを感じさせてくれる。

余談だが、先日、母が、弟に何とかメールを習得させられないか、と提案してくれた。弟はハンデキャップを持ち、喋ることは出来ないが、筆談ならばできる。知的な障害はあるが、行動力と社交性があり、人とコミュニケーションをとるのが好きだ。
そんな彼のコミュニケーションの幅を広げたいと、ちょうど私も同じことを考えていたので、その話で盛り上がり、母と私なりに色々と調べているところだった。

弟と同世代の綾さんの話を聞くと、こういうこともワクワクして取り組める。

ましてや、ちょっと言葉が遅れている長男のことなど、悲観することなど何もない。
モチロン現実を見据え、専門的訓練をしていくのは必要だし、遅れているものは遅れているのが現実だ。
しかし、それは「出来ない」のでは決してない。
人より時間はかかるかもしれないが、本人と周囲の努力で、これから出来るようになることが、たくさんあるのだと思う。
まだ5才の彼の可能性は、大きく広がっているのだ。

そんなことを思わせてくれた本だ。

内容(「BOOK」データベースより)
「ゆっくりと“普通の子ども”として育てていこう」ダウン症の娘と寄り添う母の歳月。

内容(「MARC」データベースより)
ダウン症という障害を抱えながら、大学を卒業した女性とその母が綴る。パリへの旅行、アジア太平洋ダウン症会議での英語のスピーチ、障害の受容、テレビ出演、童話の英訳などの活動が描かれる。
(アマゾンより)

綾さんは「夢紡ぐ綾」というHPを自分でつくり運営されている。


夢紡ぐ綾―母と娘のデュエット
岩元 綾,岩元 甦子
かもがわ出版

このアイテムの詳細を見る


Photo by ひまわりの小部屋

今日のNHKスペシャル「大都市を襲う地震火災」21:00~

2007-09-02 17:11:05 | メディア・通信・IT・イベント
都市を襲う地震火災の危険を検証する。1300万人が暮らす東京都。今後30年の間に70%の確率で直下型地震が起こるとされる。
都の想定では、地震直後に各地で起こる火災が最も大きな被害をもたらすと考えられているが、被害は拡大することがわかってきた。
(日経新聞のテレビ欄より)

皆さんご存知の通り、1923年(大正12年)9月1日の午前11時58分に発生した関東大震災では、昼食の時間と重なっていたことから火災が広がり、10万5000人以上の方が犠牲となり、21万200戸以上の住家が消失した。地震の揺れによる建物倒壊などの圧死があるものの、強風を伴なった火災による死傷者が多くを占めた。

私が住んでいる品川区は住宅密集地が多いこともあり、地震のときに消防車が入れない地域などで火災の危険度が高いとされている。

地震発生の数十秒前にその予告をテレビ・ラジオ等で放送される試みが今進んでいるが、果たして数十秒で何が出来るかと考える。
今、考えつくのは、火を消して、ふたりの息子を抱えて、うちで一番頑丈なごっつい木のテーブルの下に隠れるくらいかな。果たして、閉じ込められないように玄関のドアをあける時間はあるか。

「9月11日の英雄たち-世界貿易センタービルに最後まで残った消防士の手記」

2007-09-02 16:32:05 | 読書感想文
9.11当日、現場で消防大隊の司令官として救助にあたっていた著者が、消防士ならではの冷静な視点で、あの日のことを語った本。
実際にその場にいた人が語る、あの、ビルが崩れ落ちる瞬間は、あまりの壮絶さに身体が震える。


内容(「BOOK」データベースより)
同時多発テロに見舞われた世界貿易センタービルへ市民救助のため捨て身の突入を敢行、崩壊するビルの何千トンもの瓦礫の下敷きになりながら奇跡の生還を遂げた消防大隊司令官が自ら語る、「グラウンド・ゼロ」内部からの驚異と感動のリポート。

内容(「MARC」データベースより)
9月11日、同時多発テロで崩壊した世界貿易センタービルで市民救出にあたり、倒壊で生き埋めになりながら生還を遂げて、現場で陣頭指揮にあたった消防士が明かす、市民救出劇とサバイバルの記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ピッチョート,リチャード
スタテン・アイランド生まれ。ニューヨーク市消防局勤続28年のベテラン消防士で、マンハッタンのアッパー・ウェスト・サイドを管轄とする第11消防大隊の大隊司令官。1993年の世界貿易センター爆破事件でも消火・救命活動の指揮にあたった経験をもつ。妻と2人の子供とともにポート・チェスターに在住

9月11日の英雄たち―世界貿易センタービルに最後まで残った消防士の手記
リチャード ピッチョート,ダニエル ペイズナー,Richard Picciotto,Daniel Paisner,春日井 晶子
早川書房

このアイテムの詳細を見る

土佐が北京五輪出場切符をゲット。残る2枠は・・・。

2007-09-02 11:39:17 | このブログについて・お知らせ
土佐が銅メダルをとったようですね。

おめでとうございます。

これで、土佐は五輪出場を確実にしたので、ゆっくり調整できるから有利か。

さて、北京の女子マラソンは、切符争いは今回もまた熾烈。

トラックの女王、女子長距離の福士加代子が、マラソンで08年北京五輪出場を目指すこと決定。準備期間は短いが、来年1月に行われる大阪国際マラソンで五輪切符を狙うことになる。

北京五輪の代表選考レースは、
世界選手権大阪大会
11月東京国際
2008年1月大阪国際
2008年3月名古屋国際

の4レース。

今回は土佐が決まっているでしょ。
アテネ女王の野口はすでに東京出場を表明。で、福士が大阪国際。
高橋もいるし、渋井もいるし、まだまだ有力選手がたくさんの女子マラソン界。
また、凄いことになりそうだ。



「頑張っている日本を世界はまだ知らない」世界へエコ情報を発信するJFSの挑戦

2007-09-02 10:51:56 | 環境全般
以前も紹介した、枝広 淳子氏が中心となって活動する、JFSことジャパン・フォー・サステナビリティ。
世界に向けて、情報を発信し続けており、情報の質、量ともに充実している。
サイトはブックマークに入っているので是非行ってみて下さい。

そんなJFS発の好評シリーズ本のパート2がこちら。
じっくりと、そして着実に成長、進化し続けるJFSからはしばらく目が離せない。

内容(「BOOK」データベースより)
言葉の壁ゆえに海外ではほとんど知られていない、日本国内のすぐれた環境への取り組み。そうした取り組みを全国津々浦々から集め、英語で世界に発信しているのが、JFSことジャパン・フォー・サステナビリティ。「日本がこんなにがんばっていたとは!」「こんな情報がほしかった」「ぜひこの技術をわが国も!」―立ち上げから約3年、世界のあちこちから感謝や驚き、ワクワクするような呼びかけが届きはじめています。世界と日本を元気にするエコな情報を満載、JFSの新たな挑戦も多数紹介して、ますますパワーアップした好評シリーズ第2弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
枝広 淳子
京都生まれ。東京大学大学院教育心理学(カウンセリング)専攻。2年間の渡米生活をきっかけに29歳から英語の勉強をはじめ、フリーランスの同時通訳者・翻訳者・環境ジャーナリスト。国際会議等での通訳、出版翻訳のほか、心理学をもとにしたビジョンづくりやセルフマネジメント、環境問題に関する講演・執筆など。地球環境の現状や各地での動きに関する情報や知見をメールニュースなどで広く提供。2005年4月から、東京大学人工物工学研究センター客員助教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

がんばっている日本を世界はまだ知らない〈Vol.2〉170か国が共感!日本発・わくわくエコ事情
枝広 淳子,ジャパンフォーサステナビリティ(JFS)
海象社

このアイテムの詳細を見る



がんばっている日本を世界はまだ知らない〈Vol.1〉150か国が熱読!日本発・わくわくエコ事情
枝広 淳子,ジャパンフォーサステナビリティ(JFS)
海象社

このアイテムの詳細を見る

日産は新型クリーンディーゼル&コンセプトカー「Mixim」

2007-09-02 10:50:32 | 環境全般
トヨタを書いたら、やはり次は日産。

で、日産のキーワードは、まずは、「クリーン・ディーゼル」。

日産は、新開発のクリーンディーゼルエンジンを本格的SUV「エクストレイル」に搭載し、2008年秋に国内市場に投入することを発表した。

今回の投入は、CO2排出量の削減を中心とした日産の中期環境行動計画「ニッサン・グリーン・プログラム 2010」の一環として行なわれている。

同車はルノーと共同で開発したM9Rエンジンをベースに、高性能触媒技術、高度エンジン制御技術など、日産独自のクリーンディーゼル技術を盛り込み、日本国内における新しい排出ガス規制レベルを目指して開発が進められている。

そして電気自動車にもちゃんと取り組んでいます。

日産自動車は8月30日、ドイツ・フランクフルトで9月11日から開催されるフランクフルトモーターショー(プレスデー:9月11~12日、一般公開日:9月15~23日)に、コンセプトカー「Mixim(ミクシム)」を出展する。

Mixim(ミクシム)は、Mixから発想した造語とのこと。
「リアルとバーチャルの融合による新しい運転体験の創造」を意味する車名を与えられたコンセプトカー「Mixim」は、コンピューターに慣れ親しんだ若い世代に魅力を感じてもらえることを目指し開発されたスポーツタイプの電気自動車。

室内の中心に配置された運転席には、コンピューターゲームを思わせるセンターバーチャルディスプレイを装備。車外の様子とバーチャル映像を組み合わせた合成映像が映し出され、リアル(視界)とバーチャル(合成映像)の融合による全く新しい運転体験を提供するという。
(正直ちょっとイメージがわかない)

動力装置には、モチロン、リチウムイオン電池で駆動モーターを採用。

何度も言うようだが、各社とも、電気自動車開発には、このリチウムイオン電池の開発が鍵を握っている。

「目黒のさんま祭り」のチラシが入ってました。

2007-09-02 10:03:58 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今朝の日経新聞に「目黒のさんま祭り」のチラシが入っていた。

「今年も笑って、食べて、お代は無料!」

私はもう、このコピーからして、大好き。

チラシだって、オレンジの紙に1色で刷ってあり、手作り感溢れるもの。

また、チラシには記載されていないが、問い合わせ先が携帯電話番号になっているのに驚いた。本業で忙しい商店街の皆さんが頑張っているのだな~と思わせる。(私の勝手な想像だが)

お金をかけずに、アイデアと熱意で勝負のこのイベントの心意気を心から応援せずにはいられない。

9月9日(日)午前10時~ JR・地下鉄 目黒駅 東口を出れば、さんま祭り
*FMラジオで寄席が聞けます。
*ペットボトルと駄菓子を交換してくれます。

橋本大也氏の「情報考学」で紹介されていた本を買いました。

2007-09-02 09:33:52 | 読書感想文
おはようございます。

起業家であり、ネット書評家である、橋本大也氏のブログ「情報考学」を覗いてきた。
噂通りの充実した内容。

まずは、情報量の多さに圧倒。また、ちゃんとジャンル別に分類されていて、利用者の立場にたっている。
そして何より、ご自分の言葉でわかりやすく書いてある。

デジカメの絵本」という本が紹介されていたので買ってきました。

「情報考学」はブックマークに入れておきますので、是非覗いてみて下さい。