「深い人間的洞察と、政治という営為に対する真摯な問い、これまでの日本の政治ノンフィクションと一線を画した出色のドキュメントである。まず誰よりも安倍総理その人が読むべきだった」。
「官邸崩壊」(上杉隆 著)に寄せた、福田和也氏のコメントより。
最後の一文が名コピーだ。
以前書いた通り「官邸崩壊」(新潮社)は、参院選惨敗後安倍総理が辞職することを確信して準備された本だと思う。
少しタイミングずれたが結果的には、上杉氏が言ったとおり、安倍政権は崩壊した。
この本の中では「チーム安部」の身勝手さが臨場感あふれる記述で書かれている。安部政権を描いた本ではは、まだ少ない。激動する状況の中、ここまで取材した上杉氏は凄い思う。
また安倍政権をよく知る上杉氏は本日発売の「週刊文春」にも寄稿している。
「安倍首相がおかしい。虚ろな目で会見に臨み口数は極端に少ない。(中略)我が国のリーダーに何が起きているんだ」
と新聞広告にあるが、
記事の分量を考えると内容の大部分は、辞任発表前に準備されていたとしか思えないので、そういう意味では、上杉氏は予測していたのではないかと思う。
「官邸崩壊」を読んで、安倍総理辞任についてすべてがわかるわけではないが、官邸内部で何が起こっていたかは非常によくわかる気がする。
そういう意味では、一読に値する本だ。
それでも、あたりまえだが、安倍総理辞職については、どんなに新聞を読んでも、今日発売される雑誌を読んでも、すべてを理解することは出来ない。
今日の新聞を読んで、一国の総理が突然辞任するということは、いかに広く影響を与えることかを感じた。
とりわけ、国際社会における日本の信頼性といったことが懸念される。
サミットで環境問題におけるリーダーシップを発揮したい日本にとっての痛手は大きいと思った。
それでもなお、甘いと言われるかもしれないが、私自身は、心身ともにボロボロになった安倍氏が、本当に折れてしまう前に辞めて良かったと思う。、あの状態では
何が起きてもおかしくなかった。
今はただ安倍さんの健康の回復を祈り、政局の行方をみつめていきたい。
「官邸崩壊」(上杉隆 著)に寄せた、福田和也氏のコメントより。
最後の一文が名コピーだ。
以前書いた通り「官邸崩壊」(新潮社)は、参院選惨敗後安倍総理が辞職することを確信して準備された本だと思う。
少しタイミングずれたが結果的には、上杉氏が言ったとおり、安倍政権は崩壊した。
この本の中では「チーム安部」の身勝手さが臨場感あふれる記述で書かれている。安部政権を描いた本ではは、まだ少ない。激動する状況の中、ここまで取材した上杉氏は凄い思う。
また安倍政権をよく知る上杉氏は本日発売の「週刊文春」にも寄稿している。
「安倍首相がおかしい。虚ろな目で会見に臨み口数は極端に少ない。(中略)我が国のリーダーに何が起きているんだ」
と新聞広告にあるが、
記事の分量を考えると内容の大部分は、辞任発表前に準備されていたとしか思えないので、そういう意味では、上杉氏は予測していたのではないかと思う。
「官邸崩壊」を読んで、安倍総理辞任についてすべてがわかるわけではないが、官邸内部で何が起こっていたかは非常によくわかる気がする。
そういう意味では、一読に値する本だ。
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それでも、あたりまえだが、安倍総理辞職については、どんなに新聞を読んでも、今日発売される雑誌を読んでも、すべてを理解することは出来ない。
今日の新聞を読んで、一国の総理が突然辞任するということは、いかに広く影響を与えることかを感じた。
とりわけ、国際社会における日本の信頼性といったことが懸念される。
サミットで環境問題におけるリーダーシップを発揮したい日本にとっての痛手は大きいと思った。
それでもなお、甘いと言われるかもしれないが、私自身は、心身ともにボロボロになった安倍氏が、本当に折れてしまう前に辞めて良かったと思う。、あの状態では
何が起きてもおかしくなかった。
今はただ安倍さんの健康の回復を祈り、政局の行方をみつめていきたい。