WIND BENEATH MY WINGS

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9.11同時多発テロの実話「ユナイテッド93」

2007-09-10 23:02:40 | 時事問題
9.11からもうすぐ6年。

実話をもとにした「ユナイテッド93」について再投稿します。

ユナイテッド航空93便テロ事件 (United Airlines Flight 93)とは、2001年9月11日に、アメリカ合衆国のユナイテッド航空93便(ボーイング757-222、N591UA)がアメリカ同時多発テロに巻き込まれ、ピッツバーグ郊外に墜落した航空事件。

当日の現場の混乱ぶりがリアルだ。
はじめは半信半疑だっが管制官たちが、だんだんただごとではないことに気付くが情報が錯綜する。
そして1機目がWTCに突っ込む。
そして2機目。

やがて携帯電話などの情報で、乗っ取りが、テロだと気付き、決起を決意するに至るまでの乗客の描写に心が締め付けられるようだ。

テロリストに抵抗することを決心し、家族に別れを告げる乗客たち。

そして、乗客、乗員合計44人(テロリスト4人を含む)全員が死亡した。

同機はアメリカ同時多発テロでハイジャックされた旅客機で唯一、どこにも被害をもたらさなかった航空機となった。

もし、テロリストたちの計画通りにいけば、ワシントンDCのアメリカ合衆国議会議事堂、もしくは、アメリカ合衆国大統領官邸ホワイトハウスに衝突し、多くの犠牲者が出ていたかもしれない。


ユナイテッド93

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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生後4ヶ月の笑い声

2007-09-10 22:41:51 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
生後4ヶ月の次男が、今日はじめて声を出して笑った。

夫が顔をふって、リズムをとると、
声を出して、実に愉快そうに、猫みたいな声を出して笑うのだ。

長男を呼んで、笑っている次男を3人で囲んでみていた。

何がそんなに面白くて笑うのだろうね。

そういえば、長男も最近、何が面白いのかよく笑う。
自閉症的傾向が強いとされる彼だが、人をからかったり笑わせるのが大好き。
笑う、ということはとても素敵なことだから、笑う彼をみていると私は嬉しい。

さっき、ねる前に、夫と長男と私の3人で、毎晩恒例のグルグルト(ヤクルトもどきで、長男が命名)で乾杯した。

つまらないことでふざけあって、またみんなで笑った。

シンプルに美しく年齢を重ねる友人たちにため息

2007-09-10 20:27:33 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
お世辞ぬきで、私の友達はみんな美しく年齢を重ねている。

先日会った高校時代の友人の話です。

ひとりは2児の母だが、真っ白な素材のいいTシャツに、黒のパンツに7センチ位の
ミュール。ショートカットに白い肌が綺麗。
唯一のアクセサリーがなんともいえないビミョウな大きさのリング。手にはさりげなーく、とある名品バッグ。
エレベーターで、お年寄りがいたら、さっとボタンを押して気配りをする。

もうひとりは、やはり真っ白なブラウスをパンツに入れて、キリッとベルトをして
いる。足が長く、スタイルがいい彼女にはそのスタイルがよく似合っている。
化粧は薄く、やはり余計なアクセサリーはない。
きさくでユーモアたっぷりなのだが、美しく完璧な敬語を使う人だ。
そして指が細く美しく、その動きが流れるよう。

ふたりとも、責任ある仕事をしており超多忙だが「忙しい」なんて言葉は聞いたことがない。時間は守るし、何かで集まったあとには必ず「楽しかった。有難う!」と、お礼のメールをくれる。

美しく年齢を重ねるとはこういうことだとため息が出てしまう。
勉強になります。

テレビ欄につっこみ&久しぶりにたけしのかぶりものをみたい

2007-09-10 18:28:35 | 時事問題
最近の趣味のひとつが「テレビ欄ななめ読み」。
でも、いまいちわからなくて、ネットで調べると「おっこれは見逃せない」と思うこともある。

たとえば今日「世界まるみえテレビ特捜部」は、日経新聞のテレビ欄では、
「爆笑イタズラド迫力マル秘仕掛けにア然▽大家族4つ子のママ&FBI捜査」
とあって、(ああ、息継ぎができない)
これだけ読むと、4つ子がメインかな、と思うけれど、

「まるみえ」のネットで調べると
「FBI vs 連続爆弾犯 全米を震撼させた恐るべき連続爆弾テロ事件発生!指紋なし、証拠品なし、迷宮入りの難事件にFBIのスーパー頭脳集団が挑む!」
(これはもう息継ぎなしでは読めない)
とある。

大迫力の内容説明だ。つくり手の「どうだ面白いだろう!」という気迫が伝わってくる。
だいたい「まるみえ」でこういうのをやってつまらなかったためしがない。

4つ子ちゃんは大変だし、可愛いし、お母さんには頑張ってほしいが、わざわざテレビで観ようとは思わない。

しかし「爆破事件」しかも「FBI」は見逃せない気がする。

私が世間とずれているのかなとも思って不思議だった。

追伸
もういちど日経新聞のテレビ欄を観ると、別枠に「米・ワシントンで起こった連続爆破事件を紹介する」と詳しく紹介されていた。
だから書かなかったかな?

余談だが、外国の方は世界のTAKESHI KITANO監督が、へんてこりんなかぶりものをしているのをみて、驚くのだとこの番組で言っていた気がする。

そりゃそうだ。
HANA-BI(ベネチアの金獅子賞だもんね)の監督があの格好していたら驚くよ。

そんなことを考えていたら、久しぶりにたけしのかぶりものが見たくなった。

以下はHANA-BIの紹介。

Amazon.co.jp
北野 武監督98年公開の7作目。不治の病に侵された妻を気にかけながらも職務に追われる刑事が、同情した仲間の好意で張り込み捜査の合間を縫って見舞いにいく。だが、そのわずかな時間に発砲事件が発生、1人が殉職し、快く送り出してくれた部下も半身不随の身になってしまう。犯人を殺して警察を辞めた彼は、治療費や遺族へ渡す金を工面するためヤクザにまで借金を重ね、やがて首が回らない状況へと陥っていく…。
あたかも夢の情景のような暗く青みがかった映像のなか、挿入される監督自作のシュールな絵の色彩が鮮烈である。同様に乾いた暴力シーンに対して、例えば置き忘れられた三輪車を主人公がそっと横にどける、といったささやかな行為の描写も目に焼きつく。北野作品には多い不器用な男の自己表現を、透徹した視線で描いた静かな傑作である。(武内 誠)

内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した、北野武監督作を再発売。銃で撃たれ、下半身不随となった同僚を見て苦悩する刑事が、余命少ない妻を連れて旅に出る姿を描く。

HANA-BI

バンダイビジュアル

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「最後だとわかっていたなら」9.11同時多発テロで行方不明になった消防士の残した詩

2007-09-10 15:50:31 | 時事問題
以前ご紹介した、「最後だとわかっていたなら」は、2001年のアメリカの同時多発テロで、貿易センタービルに1機目が激突したあと、救助のために最初にビル内に突入した数百名のレスキュー隊の1人で、行方不明になってしまった29歳の消防士 Norma Cornett Marek が生前書いていたものだとわかった。

また原文のサイトも発見したのでリンクはっておきます。

「最後だとわかっていたなら」

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも 明日はやってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがえたこともやり直す機会が
いつも与えられている

「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし
「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや抱擁やキスをするための
ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や
「気にしないで」を 伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

↓英語原文
If I Knew It Would Be the Last Time

フラワーアーティストかたやまみちこさん、世界のトレンドを日常に。

2007-09-10 14:50:55 | メディア・通信・IT・イベント
ANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた『テーブルコーディネート&フラワーアレンジ』 に行って来た。講師は、アナ・スイのプレスレリースの写真等を手がけた新進のフラワーアーティスト・かたやまみちこさん。

主に海外で学んできたかたやまさんは、欧米を中心とする世界の流れに敏感。またパーティでの仕事が主になるため、顧客からの要望を聞く中で、どのようなもてなしがもとめられているかといったアンテナが発達している。

いまは「和」のテイストが、欧米でも、ごく日常的にとりいれられており、顧客からもリクエストが多いと言う。
「お重」「竹」などを使ったフラワーアレンジメントと和服の帯をセンタークロスとして利用するなど、決してお金をかけなくても、アイデアによって素敵な食事空間が演出できる実例の数々は見事だった。

作風は上品でありながら、新鮮。和と洋のコラボが絶妙だ。また、かたやまさんのかざらない人柄により、参加者は終始リラックスしており、楽しく花と触れ合っていた。

私自身、花を飾ることは好きだったが、育児に追われる中、そうした心のゆとりが失われていくことを実感していただけに、日常の中で、ちょっとしたアイデアによって、おもてなしが演出できるという、かたやま氏の視点は、とても勉強になった。

注意!!写真は、私が当日作成したフラワーアレンジメントをかたやまさんの作品の上の載せさせてもらったもの。ちょっとみづらいが、センタークロスにオビが利用されている。写真が下手なので申し訳ない。ホンモノはもっと素敵です。

「CSRとコミュニケーション」カテゴリー新設しました。

2007-09-10 13:10:57 | 企業が社会に出来ること
「CSRとコミュニケーション」新しくをカテゴリーに加えることにした。

「CSR」はCorporate Social Responsibility「企業の社会的責任」。
言葉自体は海外から来たものだが、この言葉が日本に来る前から日本企業は社会に対してさまざまな社会的責任を果たしてきた。製品やサービスの提供、雇用の創出、税金の納付、メセナ活動など。

もともとCSRは、企業の経済的、法的責任の枠の中にあり、欧米においては、株価の上昇やイメージアップによる売り上げの増加など、利益を伴うものであったようだ。
しかし、時代とともに、企業の社会的責任(CSR)の定義や範囲は拡大しつつあるように思える。
従来とは違った角度から企業の社会的責任が議論されている。

現代の日本の企業に求められる社会的な責任は、従来の経済的あるいは法的な企業の責任を大きく超えた概念にまで広がっている。

社会がより広い観点から企業を評価する動きが広がってきている。
そして企業もCSRを、企業自身に新たな強みを与える鍵として積極的に活用しようという動きが広がっている。
そんなわけで、CSRは企業経営にとって重要な鍵となっていくであろうことを予測して追いかけていきたい。
これまでのこのブログでの流れから、そのコミュニケーション力やメディアとの連携などをみつめていこうと思う。

2007.9.10「やりたくないことをやる」

2007-09-10 08:45:29 | このブログについて・お知らせ
おはようございます。

まだまだ残暑が続きますね。

*******

今日は「やりたくないことをやる」について考えてみた。
私は、苦手なこと、やりたくないことは後回しにしてしまうところがあるので、
注意してそうしないようにしているつもりだが、それでも、気がつくと、無意識に嫌なことを後回しにしていることがあり、はっとする。

ドン・エシッグ(1分間でやる気が出る146のヒント)によると、

したくない仕事は職場にも家庭にもある。
なぜ、したくないのか?
それは面倒なプロセスにばかり気をとられて、それを成し遂げることで得られる達成感についてあまり考えないからだ。
成功する人は達成感に意識を向ける。
自分が今までに仕事を成し遂げたときに感じた誇らしい気持ちを思い出そう。
(以上、引用)

ホントにそう。
夢や目標の実現するには、無数の退屈な、面倒な作業をコツコツ積み上げるしかないのだ。

とりあえず、いま目の前のことを成し遂げよう。
ひとつ、ひとつ、確実に。

これまでの人生での、ささやかな勝利の誇らしさを思い浮かべながら。

では、良い一週間を!

WIND BENEATH MY WINGS くま


このブログの読者専用連絡先
windbeneathmywings73@gmail.com

祝・ベネチア国際映画祭・金獅子賞受賞、アン・リー監督。

2007-09-10 01:48:35 | 映画感想文
ベネチア国際映画祭の最高賞の金獅子賞に台湾出身のアン・リー監督の「ラスト、コーション」が選ばれた!

アン・リー監督の同賞受賞は2005年の「ブロークバック・マウンテン」に続き2度目。
ちなみに「ブロークバック・マウンテン」では、アン・リー監督は、アジア人として初めてアカデミー監督賞を受賞している。

「ラスト、コーション」は日本占領下の香港と上海が舞台。情報将校を暗殺しようと近づいた、レジスタンス組織に所属する女学生の愛と葛藤(かっとう)を描いた、とのこと。
公開が待ち遠しいね。

で、アン・リーは、台湾出身で、イリノイ大学とニューヨーク大学で映画制作を学びつつスパイク・リーをお手伝いしたりしたらしい。

「ウェディング・バンケット」と「いつか晴れた日に」でベルリン映画祭金熊賞を、「グリーン・デスティニー」でアカデミー外国語映画賞を受賞。

「ブロークバックマウンテン」は、男同士の愛情を描いているけれど、すっごく美しくて涙ぼろぼろの映画。
なんか、監督さんや俳優さんの才能がありあまって、ほとばしり出ているかんじ。

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美しいワイオミング州の山々。ふたりのカウボーイが羊を放牧している。ワイルドで牧歌的な風景に奏でられるのは、彼らの愛の物語。男同士の関係を描きながら、これほどまでに万人を感動させる映画は、過去になかったかもしれない。イニスとジャックは、ブロークバック・マウンテンで燃え上がった愛を、その後、失うことはなかった。ともに妻を迎え、子どもを授かっても…。
物語は1963年に始まり、舞台は保守的な中西部なので、当然、厳しい現実が待っている。そして、妻たちの悲しみもある。アン・リー監督は、それらすべてを過不足なく描き、主人公ふたりの愛を際立たせていく。何より、演技がすばらしい。イニス役のヒース・レジャーは、素顔の本人とは別の、絞り出すような低音の声で男くささを前面に出しつつ、内に燃えたぎるジャックへの愛を表現する。ふたりの再会シーンでは、衝撃的なまでに激しい愛がぶつかり合うのだ。
誰かを真剣に愛し、その愛を長い間、心に育んだ経験のある人なら、本作の愛に打ちのめされるはず。静かだが、あまりにも切ないラストシーンは目に焼き付いて離れない。(斉藤博昭)

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

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頑張れ!アジア発の才能!