WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

特別支援教育のいま~就学相談うちの子の場合①まず申請

2007-09-11 22:30:18 | 明るく発達障害の子どもを育てる
いよいよ長男の就学相談がはじまりました。
今日は、
■教育委員会の指導課・特別支援というセクションに行き、申請書を提出
■聞き取り調査
■子供の面接の日時決定
■個人情報に関する署名*1
でした。

並行して、学校を訪問して、希望校を決め、それを教育委員会に伝える。

なぜ*1の個人情報に関する署名が必要かというと、就学相談が、
「場を決定する就学相談」から「支援をつなぐ就学相談」へと変わったから。

これまで、保護者は、教育委員会に就学相談をし、かつ学校にもニーズを伝えていたが、それを一本化したとのこと。
こうした情報はモチロン個人情報の集まりである為、あらかじめ署名をした上で、今後の判定結果などのさまざまな資料や保護者・児童のニーズが学校へと引き継がれることになるはず。

あらかじめ色々調べてから行ったものの、あまりにも真剣に話しをしたので、帰ってからぐったりしてしまった。
まだまだはじまったばかりなのにね。

これから学校訪問をして、長男が一番伸びることの出来る環境を決めなければならない。
しかも、彼はいま、言語を中心として、どんどん伸びている。
その伸びをキープしながら、しかし冷静に状況を見極めて、判断、決定をしていかなけばならないのだ。

まだまだはじまったばかり。

落ち着いて、ひとつひとつ、そして冷静に。

でも彼の持つ可能性をあきらめずに。

環境とクルマ・コラム「電池を押さえる者が次世代車を制する」に注目!

2007-09-11 13:16:55 | 環境全般
今日更新された日経エコロミーのコラム「電池を押さえる者が次世代車を制する」(07/09/11)が凄く面白い。

筆者は、自動車評論家の舘内端氏。日大理工学部卒、東大宇宙航空研究所勤務後、レーシングカーの設計に携わる。1994年日本EVクラブ設立、現在も代表を務める。

リチウムイオン電池をはじめとする「電池」が次世代車の中核的な技術であることについて、非常に詳しくわかりやすく書かれている。

必見です。

9.11同時多発テロを伝えたジャーナリスト、手嶋龍一氏

2007-09-11 13:04:47 | このブログについて・お知らせ
9.11同時多発テロで、日本では唯一NHKだけが、二機目の激突を生放送で伝えた。その瞬間に立ち会ったジャーナリストが手島龍一氏だ。

1974年にNHK入局。政治部記者になり外務省、総理官邸、自民党を担当し、外交・安全保障を専門とするジャーナリストとして活動。
1987年にNHKワシントン特派員となり、ホワイトハウス・国防総省・国務省を担当。1995年にNHKボン支局長を経て、1997年にNHKワシントン支局長に就任。
ワシントン支局時代には湾岸戦争、2000年アメリカ合衆国大統領選挙、アメリカ同時多発テロ事件、イラク戦争などの報道で中継放送を担当。
特にアメリカ同時多発テロ事件では発生以降11日間にわたって中継放送を担当した。

手嶋龍一オフィシャルサイト

手島氏はその後もこの事件に関しては追いかけている。(NHK時代には、関連番組に多数出演)

9.11とは関連はないが、最近では精巧極まりない偽百ドル札をめぐる「ウルトラダラー」が話題になった。

内容(「BOOK」データベースより)
「拉致」衝撃の深層!昭和43年暮れ。東京・荒川に住む若い彫刻職人が、忽然と姿を消した。それから35年以上の月日が流れ、ついに全貌が明らかになる…。ダブリンに超精巧偽百ドル札あらわる!震源は「北」。前NHKワシントン支局長の著者が放つ衝撃のドキュメンタリー・ノベル。



ウルトラ・ダラー
手嶋 龍一
新潮社

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JFSのHP&メルマガお奨めです。

2007-09-11 12:07:01 | このブログについて・お知らせ
JFSからメルマガが来ました。
環境関連の情報は沢山あるので、定期的にこういうかたちで信頼性が高く広い分野からの情報をいただけると本当に有り難く勉強になる。

HPには英文があるので、外国人のお友達にもぜひご紹介ください。

HPはブックマークから直接行けます。

今週のJFS情報データベースへの新着記事(2007/9/4 - 9/10)

■2005年度のごみ排出量、前年より1.2%減少
■窓ガラスから温暖化対策を 板硝子協会
■ホタテ貝殻で凍結防止剤を生産
■トーセイ、保有物件すべてに屋上緑化
■ミクシィ、サーバーのグリーン電力化で年間約800トンのCO2削減


(以下、メルマガよりそのまま引用します。)

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おはようございます。「事実は人によって違うと理解する」

2007-09-11 09:32:56 | このブログについて・お知らせ
おはようございます。
火曜、水曜あたりは、会議などが集中していて大変だと思います。
私も今日は長男の就学相談に、教育委員会にいってきます。

*******

今日は「事実は人によって違う」ということを考えてみる。

「事実などはない、あるは解釈だけだ」
 ニーチェ
「ほとんどの人は自分が見ようと欲するものだけしか見ようとしない」
 ユリウス・カエサル

ドン・エシッグによると
私が知っているすべての事実は、私が見聞した言葉や状況を私なりに解釈したものにすぎない、そうだ。

人はみな、自分自身の様式でデータを取り込んで解釈し、自分の脳に保存している。だから他人とコミュニケーションするには、的確な質問をする姿勢と技術が必要になる。

自分は人の話をきちんと聞けているだろうか。聞く体勢、姿勢を持ち、的確な質問をしているかどうか、もう一度よく考えてみたい。

では、今日も良い一日を!

Photo by ひまわりの小部屋

APEC首脳会議採択「シドニー宣言」とりあえず問題共有化

2007-09-11 05:33:18 | このブログについて・お知らせ
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で採択された「シドニー宣言」。
正式名称は、「気候変動とエネルギー効率の向上、クリーンエネルギー開発に関するシドニー宣言」。
京都議定書が定める2013年以降の枠組みに関する新たな指針として、エネルギー効率の向上やクリーンエネルギーの開発などを盛り込んだ。

具体的には、
■エネルギー効率を2005年比で30年までに25%以上向上させる
■森林面積を20年までに2,000万ヘクタール以上増やす
■地球温暖化ガス削減の一環として原子力発電の利用を促進する
■ガス削減を実現する新技術の開発
などを規定。

京都議定書を批准していない米国や中国などを初めて含む国際的な合意は、今後の温暖化防止に大きな影響を与えることは確かだ。

しかし、ご存知の通り、加盟各国・地域の状況を考慮し、拘束力を持つ具体的な数値目標や期日の設定は見送っていることから、環境団体などから実効性を疑問視する声が出ている。

しかしとりあえず問題解決には問題共有化が必要なわけで、やっと
「地球温暖化問題の重要性を共有」
できたことは、前進だと私は思う。
京都議定書の頃のアメリカを思うと、隔世の感あり。

京都議定書に続く2013年以降の温室効果ガス削減の国際的な枠組み作りの議論の中で、比較的意識が低いとされた国々へのはたらきかけにはなったと思う。

温暖化の場合、悠長に「一歩前進だ」とは言っていられない気はするが。
後退や停滞するよりはいいことは間違いない。

あたりまえの幸せの有難さ。私の9.11

2007-09-11 05:32:10 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
夫が心配して様子をみにきた。
今日が私にとって特別な日だと知っているからだ。

あまり詳しい事情は書けないが、6年前の9月11日、妊娠9ヶ月で行き倒れた私は、病院のベッドで目覚め、同時多発テロでWTCが崩壊する様子をひとりでみつめていた。

しかし私的事情で途方にくれ、電話した祖母から
「あんたマスコミの人間でしょ。しっかりしなさい。歴史的な悲劇が起こっているのよ。テレビを観なさい。新聞を読みなさい。そして考えなさい。」
と一喝され、いきなりしゃきっと気合が入った。
これも祖母の優しさだと思った。

そして産休までの残り一週間をこっそり病院から会社に通った。
私が毎日同じ服で出社していることには妊婦ゆえ、誰も気付かなかったようだ。
9.11の情報が交錯し、あわただしい雰囲気の中、引継ぎを終え、誰もいないフロアから紙袋を5個持って、転院する病院に「チェックイン」した。

そして、そこに入院中に、もうひとつの悲劇、育児中だった同期(仲のいい友達だった)の突然の死を知った。素晴らしい女性だった。彼女が残したお子さんはいまどこで何をしているのだろう。幸せであることを祈る。

前年、予定日に第一子を喪った私は、妊娠6ヶ月頃からいまお腹の中にいる子供が死ぬ夢を毎日のようにみていた。
喪った子供への責任を感じ、亡くなった友人の力になれなかったことを悔やみ、毎日夢を見て、パニック発作を起こし、最後には喋れなくなった。
それでも、9.11について新聞を読み、チェックしつづけることだけは止めなかった。新聞を三紙購読しながら2ヶ月入院していた私は、さぞかし不思議な妊婦だったことだろう。
自分の身に起こったことよりも、もっともっとおそろしい事が起こった。それを知らなければならない、という気持ちが私に正気を保たせたのだと思う。

そして2ヶ月の入院ののち、今の長男が誕生した。長男が「生きて」産まれたときは神様に感謝した。そして5年間ふたりで寄り添って生きてきた。

これから部屋に帰るとふたりの子供たちの寝顔が待っている。

毎日感じることだが、彼らの顔をみるとき「あたりまえの幸せのありがたさ」をかみ締める。

我が家は、生後4ヶ月の次男を除き、「家族とはあたりまえにあるもの」という意識はない。長男は5年間、ときには22時まで保育園にいたし、忙しいときは区の施設で週末を過ごした。
生きていくにはそうするしかなかったのだ。

だから私たち家族は、「家族が普通に一緒にいられることがいかに幸せなことか」をよくわかっている。重ねて言うが、あたりまえの、ありきたりな幸せが、いま本当に有難い。
今日という日はとりわけ強くそう感じる。

9.11だけでなく、さまざまな理由で理不尽に破壊される無数の家族のことを思うと言葉もない。そうした方たちへ心よりの追悼と、残された人にいつか心の平安が訪れることを願ってやまない。