環境破壊や貧困など、地球が抱えるさまざまな問題の実情を紹介し、それを解決するための「お金の使い方」を考える。
(日経新聞番組紹介欄より)
タイトルでわかるように、この番組は、「世界を変えるお金の使い方」(著者:山本良一&think the earth project)をもとにして作られている。
ベースになった本はこちら↓
この本の中では、
「持続可能な社会を維持しつつ地球の問題を解決していくためにはお金の有効利用が必要だ」
と訴えられている。
商品を買うときに環境に配慮したものを買う、環境に配慮した企業に投資するなどのひとつひとつの行動が環境問題の解決に繋がる、ということだ。
さて番組に話を戻すと、
「この番組は我々一人一人がどうすればいいかという具体案を提案するとともに、地球では今何がおこっているのかという二つのドキュメンタリーが柱になっています」(プロデューサー談)
とのことだ。
どこまで、この問題に肉薄できるのか、楽しみだ。
さて、ここで注目すべきことは、この番組の冠スポンサーがMUFG
(三菱UFJフィナンシャルグループ)だということ。
金融機関が本業での環境貢献をすることの大切さが問われているいま、タイムリーだと思った。
現在、各金融機関は、これに力を入れてきている。
MUFGの本業における環境への取り組み
■三菱東京UFJ銀行では、2005年10月から環境融資室という専門組織を社内で立ち上げるなど環境問題解決のための融資に動きはじめた。
■三菱東京UFJ証券ではクリーン・エネルギー・ファイナンス委員会を立ち上げ、CDMに取り組む。
CDMとは、京都議定書に定められた温室効果ガスの削減目標が課された先進国が、ホスト国(発展途上国)の『持続可能な発展に寄与』する『温室効果ガス削減』プロジェクトを実施し、実施されなかった場合に比べ、追加的な排出削減があった場合、削減量に対しCertified Emission Reduction(CER)と呼ばれる証明(炭素クレジットとも言う。)を発行し、先進国の削減達成に利用するもの。クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会では、CDMの実現可能性の検討やプロジェクト設計書(PDD)の作成をはじめ、炭素クレジット取得のための手続きのアドバイス・代行等を行っている。
■三菱UFJ信託銀行は「資産の一部を環境保全に役立つ活動に寄付したい」、という要望に応えている。
■三菱UFJ投信の「エコ・パートナーズ」(通称:みどりの翼)は、環境問題に積極的に取り組み、かつ投資価値の高いわが国の企業を厳選し投資するファンド。
ざっとこんなかんじ。
私自身は、こういうことがあることを、なんとな~くは知っていたが、今回の放送をきっかけに、同社のホームページを調べて、はじめて具体的に知った。
環境問題を解決するのは「おカネ」が鍵になることはもはや疑いようのない現実。
キー局の夜9時という時間帯というみんなが見ている時間帯で、番組内でどこまで
「環境とおカネのあり方」という比較的説明の難しいことをを伝えられるのか、また、冠スポンサーであるMUFGが、どんなコマーシャルで、企業メッセージを発信するのか、非常に興味深い。
おそらく、他局でもこの流れは加速するだろう。
追伸
いま見終わったところ。
散漫さはあり、もっと詳しく説明してほしいことは山ほどあったが、志のある、とてもいい番組だったと思う。
番組最後のナレーションで、
100円で○○が助かります。500円で○○をすることが出来ます。と具体例を挙げながら、私たちひとりひとりのおカネの使い方を問いかけるナレーションには迫力と製作者の情熱を感じた。
(日経新聞番組紹介欄より)
タイトルでわかるように、この番組は、「世界を変えるお金の使い方」(著者:山本良一&think the earth project)をもとにして作られている。
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この本の中では、
「持続可能な社会を維持しつつ地球の問題を解決していくためにはお金の有効利用が必要だ」
と訴えられている。
商品を買うときに環境に配慮したものを買う、環境に配慮した企業に投資するなどのひとつひとつの行動が環境問題の解決に繋がる、ということだ。
さて番組に話を戻すと、
「この番組は我々一人一人がどうすればいいかという具体案を提案するとともに、地球では今何がおこっているのかという二つのドキュメンタリーが柱になっています」(プロデューサー談)
とのことだ。
どこまで、この問題に肉薄できるのか、楽しみだ。
さて、ここで注目すべきことは、この番組の冠スポンサーがMUFG
(三菱UFJフィナンシャルグループ)だということ。
金融機関が本業での環境貢献をすることの大切さが問われているいま、タイムリーだと思った。
現在、各金融機関は、これに力を入れてきている。
MUFGの本業における環境への取り組み
■三菱東京UFJ銀行では、2005年10月から環境融資室という専門組織を社内で立ち上げるなど環境問題解決のための融資に動きはじめた。
■三菱東京UFJ証券ではクリーン・エネルギー・ファイナンス委員会を立ち上げ、CDMに取り組む。
CDMとは、京都議定書に定められた温室効果ガスの削減目標が課された先進国が、ホスト国(発展途上国)の『持続可能な発展に寄与』する『温室効果ガス削減』プロジェクトを実施し、実施されなかった場合に比べ、追加的な排出削減があった場合、削減量に対しCertified Emission Reduction(CER)と呼ばれる証明(炭素クレジットとも言う。)を発行し、先進国の削減達成に利用するもの。クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会では、CDMの実現可能性の検討やプロジェクト設計書(PDD)の作成をはじめ、炭素クレジット取得のための手続きのアドバイス・代行等を行っている。
■三菱UFJ信託銀行は「資産の一部を環境保全に役立つ活動に寄付したい」、という要望に応えている。
■三菱UFJ投信の「エコ・パートナーズ」(通称:みどりの翼)は、環境問題に積極的に取り組み、かつ投資価値の高いわが国の企業を厳選し投資するファンド。
ざっとこんなかんじ。
私自身は、こういうことがあることを、なんとな~くは知っていたが、今回の放送をきっかけに、同社のホームページを調べて、はじめて具体的に知った。
環境問題を解決するのは「おカネ」が鍵になることはもはや疑いようのない現実。
キー局の夜9時という時間帯というみんなが見ている時間帯で、番組内でどこまで
「環境とおカネのあり方」という比較的説明の難しいことをを伝えられるのか、また、冠スポンサーであるMUFGが、どんなコマーシャルで、企業メッセージを発信するのか、非常に興味深い。
おそらく、他局でもこの流れは加速するだろう。
追伸
いま見終わったところ。
散漫さはあり、もっと詳しく説明してほしいことは山ほどあったが、志のある、とてもいい番組だったと思う。
番組最後のナレーションで、
100円で○○が助かります。500円で○○をすることが出来ます。と具体例を挙げながら、私たちひとりひとりのおカネの使い方を問いかけるナレーションには迫力と製作者の情熱を感じた。