WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「未来の子供たちへ~地球を救うお金の使い方」(TBS系)に注目。

2007-09-03 23:01:14 | 環境全般
環境破壊や貧困など、地球が抱えるさまざまな問題の実情を紹介し、それを解決するための「お金の使い方」を考える。
(日経新聞番組紹介欄より)

タイトルでわかるように、この番組は、「世界を変えるお金の使い方」(著者:山本良一&think the earth project)をもとにして作られている。
ベースになった本はこちら↓

世界を変えるお金の使い方
山本 良一,Think the Earth Project
ダイヤモンド社

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この本の中では、
「持続可能な社会を維持しつつ地球の問題を解決していくためにはお金の有効利用が必要だ」
と訴えられている。

商品を買うときに環境に配慮したものを買う、環境に配慮した企業に投資するなどのひとつひとつの行動が環境問題の解決に繋がる、ということだ。

さて番組に話を戻すと、
「この番組は我々一人一人がどうすればいいかという具体案を提案するとともに、地球では今何がおこっているのかという二つのドキュメンタリーが柱になっています」(プロデューサー談)
とのことだ。
どこまで、この問題に肉薄できるのか、楽しみだ。

さて、ここで注目すべきことは、この番組の冠スポンサーがMUFG
(三菱UFJフィナンシャルグループ)だということ。

金融機関が本業での環境貢献をすることの大切さが問われているいま、タイムリーだと思った。                      

現在、各金融機関は、これに力を入れてきている。

MUFGの本業における環境への取り組み
■三菱東京UFJ銀行では、2005年10月から環境融資室という専門組織を社内で立ち上げるなど環境問題解決のための融資に動きはじめた。
■三菱東京UFJ証券ではクリーン・エネルギー・ファイナンス委員会を立ち上げ、CDMに取り組む。
CDMとは、京都議定書に定められた温室効果ガスの削減目標が課された先進国が、ホスト国(発展途上国)の『持続可能な発展に寄与』する『温室効果ガス削減』プロジェクトを実施し、実施されなかった場合に比べ、追加的な排出削減があった場合、削減量に対しCertified Emission Reduction(CER)と呼ばれる証明(炭素クレジットとも言う。)を発行し、先進国の削減達成に利用するもの。クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会では、CDMの実現可能性の検討やプロジェクト設計書(PDD)の作成をはじめ、炭素クレジット取得のための手続きのアドバイス・代行等を行っている。
■三菱UFJ信託銀行は「資産の一部を環境保全に役立つ活動に寄付したい」、という要望に応えている。
■三菱UFJ投信の「エコ・パートナーズ」(通称:みどりの翼)は、環境問題に積極的に取り組み、かつ投資価値の高いわが国の企業を厳選し投資するファンド。
ざっとこんなかんじ。

私自身は、こういうことがあることを、なんとな~くは知っていたが、今回の放送をきっかけに、同社のホームページを調べて、はじめて具体的に知った。

環境問題を解決するのは「おカネ」が鍵になることはもはや疑いようのない現実。

キー局の夜9時という時間帯というみんなが見ている時間帯で、番組内でどこまで
「環境とおカネのあり方」という比較的説明の難しいことをを伝えられるのか、また、冠スポンサーであるMUFGが、どんなコマーシャルで、企業メッセージを発信するのか、非常に興味深い。

おそらく、他局でもこの流れは加速するだろう。

追伸

いま見終わったところ。
散漫さはあり、もっと詳しく説明してほしいことは山ほどあったが、志のある、とてもいい番組だったと思う。

番組最後のナレーションで、
100円で○○が助かります。500円で○○をすることが出来ます。と具体例を挙げながら、私たちひとりひとりのおカネの使い方を問いかけるナレーションには迫力と製作者の情熱を感じた。

「ムハマド・ユヌス自伝」マイクロクレジットを考えたノーベル賞平和賞受賞者の半生と信念

2007-09-03 22:55:33 | 環境全般
TBSを見ていたら貧困のバングラディッシュを紹介する中で、マイクロクレジットと、ムハメド・アマド氏が紹介されていた。

私が「マイクロクレジット」を知ったのは、隣の席に座っていた同僚(業界では大先輩)から。彼女が丁寧に説明してくれたマイクロクレジットの仕組みに胸が高鳴ったのを今でも思い出す。

貧困と環境は密接に関わる。
多くの国で、生きていくのが精一杯の方たちは、生きていくのに精一杯で、環境のことなど考える余裕はないという現実に思いをはせた。

下記データは出版当時のものなので、候補とありますが、ご存知の通り、アマド氏はノーベル平和賞受賞者。

内容(「BOOK」データベースより)
貧しい人々に無担保でわずかな金を融資し、それを元手として小さなビジネスを開始させ、経済的に自立させる―ユヌスが編み出したこの手法は「マイクロクレジット」と呼ばれ、今やアメリカやフランスをはじめ世界約60カ国で実践され、大きな成果をあげている。ユヌスは語る。「貧困は、私たちが生きている間に地上からなくすことができる」と。本書は、その活動に対して世界中から注目と賞賛を集めるノーベル平和賞の有力候補が、自らの半生と信念を語った初の自伝である。

内容(「MARC」データベースより)
わずかな無担保の融資により、貧しい人々の経済的自立を助ける「マイクロクレジット」を行う「貧者の銀行」を創設し、世界中の賞賛を集めるノーベル平和賞有力候補が、自らの半生と信念を語った初の感動的自伝。


ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
ムハマド ユヌス,アラン ジョリ,Muhammad Yunus,Alan Jolis,猪熊 弘子
早川書房

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「ソーシャル・ウェブ入門」ほぼ日刊イトイ新聞が絶賛。

2007-09-03 19:52:24 | メディア・通信・IT・イベント
ほぼ日刊イトイ新聞で、絶賛されていることを、NIKKEI BP NET
が紹介し、それを読んだ私がアマゾンでレビューを観たところ、アマゾンのレビューでも絶賛されていた。
どうやらいい本らしいので、即効で注文。
取り急ぎご紹介です。
こうやって口コミで広がるのも、ネットの醍醐味よね。

以下、アマゾンより。また、詳細をクリックするとレビューが見れるが、いま表示されている上位ふたりめのレビュアー鈴木さんは、アマゾンでも26位(いま現在)に入る目利き。

内容紹介
いまやウェブの主役は「人」。ウェブは人と人をつなぐソーシャル・メディアに進化中です。mixiなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)が話題になり、ブログ人口は朝日新聞の発行部数を超えます。ソーシャルなウェブを形成するインフラは、Google検索エンジン、RSS配信、Gmail、Google
Docsなどのオンラインアプリケーション、はてな、YouTubeなどの共有サービス、オープン百科事典Wikipediaなどです。Web2.0ともラベリングされる、こういうネットサービスをさくさく使いこなす能力が必須の社会になってきました。新しいWeb世界の地図を示し、サービスの使いこなしも指南する現代人必読の一冊。


ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方
滑川 海彦
技術評論社

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「みんな集まれ!ハリーポッター7 大辞典」ハリポタをこよなく愛する人へ

2007-09-03 17:23:46 | 読書感想文
この本はネタばれ本ではなく、まだハリーポッター7を読んでいない人がより楽しむ為の本。
ネット上では結末が公開されているが、翻訳を待ち続けている方、これから英語版を読んでみようという方は多いと思う。
そんな方が、これまでの長かった道のりをふりかえりながら、本編を心待ちにするための本。
著者のコメントには私も同感だ。

ちなみに、MUGGLENET.comは残念ながら日本語版のないサイト。
翻訳ソフトで、読むことはできる。
サイトに行けばとにかく日の丸の旗があるから、それをクリックするべし。
「半分血の王子」などという、大爆笑の直訳に出会えて、これもまた楽しいよ。

(以下、アマゾンより)
著者からのコメント
この本を読む意味は何なのか? それはハリー・ポッターの最
新情報を追うことだ。我々は、熱狂的なファンがどんな展開を夢想していたか、
J.K.ローリングが記者に何を語ってきたかを知っている。マグルネットはハリポ
タの百科事典であり、最高のエキスパートなのだ。
ハリー・ポッターは次の世代にも読み継がれていくだろうが、我々はラッキーに
も、「僕たちは当時、その熱狂の中にいたんだよ」という事ができる数少ない
ファンだ。我々は本の発売日の狂気じみた熱気や、ハリー・ポッターを讃えるあ
ふれんばかりの群衆をはっきり記憶している。

魔法使いの少年の物語が、数百万の子供たちをテレビから引き離したのを覚えて
いる。スネイプの忠誠心や、果たしてハリーは生き延びるのかについての議論に
無限の時間を費やした事を覚えている。そして、まだ答えが与えられていない疑
問といっしょに、この偉大な冒険譚が最後の第7巻でどのように終わるかについ
て議論した事も、いつまでも覚えているだろう。

ほとんどのファンが第7巻を今すぐにでも読みたいと渇望している。我々にはそ
の渇望が痛いほどわかる。我々は今までも、それぞれの巻を辛抱強く待ち続けて
きた。そして、この物語の終わりはすぐそこに迫っている。多くの期待と
憶測の入り混じった今のこの時間の大切さは、どんなに強調しても足りないだろ
う。我々は将来、この期間を大切な思い出にしながら生きていくのだから。何か
を期待することは、その何かよりもすばらしい、とよく言われる。もちろん、こ
の本が第7巻よりもすばらしいなんて言う気は更々ない。我々の望みは、こ
の本があなたの第7巻に対する欲求を刺激し、ハリーの最後の冒険を待つ間の
慰めになる事である。

エマーソン・スパーツ
マグルネット創始者

カバーの折り返し
MUGGLENET.comについて
月に2千万件ヒットのある世界最大のハリー・ポッター・サイト。エマーソン・
スパーツが1999年に弱冠12歳でこのサイトを立ち上げる。最初は細々とサイトの
運営を続けていたが、今では世界中のあらゆる年代層のハリポタファン120名が
スタッフとしてサポートしている。その活動は、J.K.ローリングや映画スターへ
のインタビュー、イベント開催、記事の執筆など、ハリー・ポッターに関して
想像しうるあらゆる範囲をカバーする。J.K.ローリングが言うところの「無敵の
マグルネット」は、「労働に対する愛の産物」だと、エマーソンは言う。

みんな集まれ!ハリー・ポッター7前夜祭
MUGGLENET.com,神谷 久美,増間 智昭,岩下 慶一,森 マサフミ
出版文化社

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マグルネットは情報量・質ともに凄いサイトだ。
これが、12歳の少年が立ち上げたとはとても信じられない。
マグルネットもまたひとつの、マス・コラボレーションの成功例かな、と思った。

デジカメ購入・構想半年の結論

2007-09-03 16:50:49 | このブログについて・お知らせ
デジカメほしいよね~。と言い出して半年経過。
さんざん調べて、旦那と議論をして、やっと結論が出た。

結局、キャノンのパワーショットA570ISに決めた。

理由は、
■価格の割に高機能なところ(ただしあんまりカッコよくない)
■手ブレ補正
■マニュアルモード
■ファインダーがついている

など。

旦那が下見をしてきた報告によると、思ったより小さいので、カッコ悪さは気にならないということ。

*まだ決定しただけで購入していません。買ったら、写真披露しますね~。


Canon デジタルカメラ PowerShot (パワーショット) A570IS PSA570IS

キヤノン

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「スマッジがいるから」

2007-09-03 09:47:00 | 読書感想文
岩本綾さんのHP「夢紡ぐ綾」に紹介されていた、彼女が訳した本。
犬好きの息子と読もうと思って早速注文。

著書によると、綾自身が、絵本によって、言語の習得の素地がつくられたとのこと。そして、絵本による素地があったことで言語獲得が順調に進み、国語が得意になる。そしてその国語力をベースとして英語が得意になり、翻訳家への道に繋がった。
それだけに彼女の「絵本」への思いは強く、深い。

「言語の獲得」への挑戦をする息子を持つ私には、彼女の体験は凄く参考になる。

息子も今、急速に言葉を獲得しつつある。
無理なく、季節感、さまざまな感触、感情を大切にしながら、「言葉」の持つ楽しさを知ってほしいと思う。
焦る必要はない。
彼のペースでゆっくりと確実に。綾さんのように、積み上げていけば良い。

この絵本は、綾さんのHPによると、カナダでは有名で、賞をたくさん獲っているとのことだ。


内容(「BOOK」データベースより)
シンディには、行くところがありません。“ホーム”にかえるしかないのです。スマッジに会いたい…でも、会えない。ひろわれた子犬のスマッジが、いつしか人の心を癒してくれていたのです。BEST CANADIAN CHILDREN’S BOOK受賞。

内容(「MARC」データベースより)
シンディは子犬を拾いましたが、彼女のいるホームでは飼えません。彼女は働いているホスピスに連れて行きました…。拾われた子犬スマッジが人のこころを癒す、感動の絵本!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレゴリー,ナン
ブリティッシュ・コロンビア大学で演劇学を学ぶ。1984年、プロのストーリーテラーとして、学校や図書館、病院、劇場などでの文化的な催しに参加し、活躍している。カナダ、アメリカ、日本やニュージーランドなど、活動の場がひろい

ライトバーン,ロン
『シャチのくる日』(文化出版局)のさし絵によって、1992年、カナダ総督文学賞児童書部門(イラスト)受賞。その他のさし絵で、数々の賞を受賞している。また、色鉛筆で描かれた独特の絵が注目され、北アメリカで、公共団体や個人のコレクションとなっている

岩本 綾
1974年、鹿児島市に生まれる。1998年、ダウン症者として初めて鹿児島女子大学(現・志学館大学)英語英文学科卒業。同年5月ニュージーランドのオークランドで開かれた「第3回アジア・太平洋ダウン症会議」に参加。パネリストとして英語でスピーチをした。1999年、小児科医松田幸久著『魔法のドロップ』を英訳し、『MAGIC CANDY DROP』を出版(石風社)。2001年1月、母、甦子との共著に『夢紡ぐ綾―母と娘のデュエット』(かもがわ出版)がある。現在、JDSN(日本ダウン症ネットワーク)理事。両親が出版した『走り来たれよ、吾娘よ』(かもがわ出版)をテキストに使用している大学や学会、その他全国各地でダウン症に対する理解を求めて講演・交流活動を続けている。現在母校の志学館大学でフランス語・英会話を聴講生として学ぶ。鹿児島県在住。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


スマッジがいるから
ナン グレゴリー,Nan Gregory,Ron Lightburn,岩元 綾,ロン ライトバーン
あかね書房

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おはようございます。

2007-09-03 09:11:19 | このブログについて・お知らせ
おはようございます。
今日はまた少し暑くなりそう。

最近、朝起きたら、先日ご紹介した「1分間でやる気が出る146のヒント」(ジェリー・ミンチントン)に目を通すようにしている。

私はまだ産休中だけど、会社ではいつも、月曜は朝からピリピリしていたのを思い出す。

あまりにも忙しい毎日の中で、「仕事を楽しむ」ことを忘れちゃうんだよね。

ミンチントン氏曰く、
「仕事を楽しんでいる人は、その結果が他人に利益をもたらすということを深く理解している。仕事を楽しんでいる人が前向きに仕事に取り組んで問題を解決すれば
、仕事のマイナス面は解決される」
とのこと。

そうだな、と思う。

懸案事項も、「これは挑戦だ」と思って、楽しんで前向きに取り組めば、きっといい結果が出るんじゃないか、なんて。

できるかどうかは別にして、とりあえずその方向でやってみるか。

Photo by ひまわりの小部屋