Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
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八千穂高原の夏休み 南相木ダム&松本・安曇野

2011年09月29日 | 散歩
14日は今年夫が入院中に亡くなった伯父の新盆に、二人で行ってきました。
そこでは、年老いたおじやおば、いとこたちが私たちを(私の方の親戚ですが、夫を)待っていてくれました
85歳の伯母は、夫のために千羽鶴を折ってくれていました
コツコツとどんなふうに折ってくれたのかと思うとうれしくてたまりませんでした

翌日には2人の伯母を連れて従姉たちがペンションに遊びに来てくれました
伯母たちもきっとこんなに素晴らしい白樺林を見たことがないと思い誘ったのです
そこで、弟家族が来てくれた時のように、ペンションのテラスでバーベキューをしました
従兄が八千穂レイクでイワナを買ってきてくれました
年老いた伯母たちもめったに経験しないバーベキューをとても楽しんでくれました
イワナの美味しさもきっと忘れないでしょう
そして従兄からいろいろな情報をもらいました
その一つ南相木村に東京電力の発電専用のダムがあるとのこと
それが素晴らしいというので翌日行くことにしました

8月16日 南相木ダム
南相木ダムは、高さ136mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムです
東京電力の神流川発電所の上部ダムとして平成7年より10年かけて建設されたダムです
ダム湖は奥三川湖(おくみかわこ)と名付けられました
深い色の静かな水面を見ていると吸い込まれそうです
この水が勢いよく下流に流れるところも見たいものです
堤頂部は日本のダムの中でも一番標高が高く1,532mです
壮大です
南相木ダムの表面や欄干または展望台の周辺に敷き詰めている白い石、石灰岩はダムを作る際の爆破で出来た石の再利用です
石灰岩の白さが太陽の光に反射して、とても眩しかった、そして本当に美しかった
神流川発電所は南相木ダム湖(奥三川湖)を上池、上野ダム湖(奥神流湖)を下池として利用する揚水発電所です
現在は1台 47万kwの稼動ですが、最終的には6台の水車発電機により、
揚水発電所としては世界最大となる282万kwの発電を行う予定なのだそうです
山の中にひっそりたたずむこの発電所が、こんなにも美しくて素晴らしい発電所だということ、驚きました

壊れたままのカメラで撮って、全体にぼけている写真がたくさん入っています m(_ _)m
大理石でできた《ちょちょやまのモニュメント》
ダム堤の下には、《ウズマクヒロバ》というランドスケープアートがあります
この《ウズマクヒロバ》は2006年度のグッドデザイン賞 環境デザイン部門を受賞しています
ロックフイルダムを美しい景観として整備すると同時に、目には見えない自然の中の大きな力の流れについて
五感を通して体感できる広場を創ったのだそうです
『ウズマクヒロバを楽しみながらこの美しいロックフイルダムと連係して地下深くに造られた発電所から生み出されていく
エネルギーについてちょっと想像を膨らませて下さい』とありました
福島の原発事故が起きたばかりで・・・複雑な気持ちがしました
深い山の中にあるこのダム、知る人ぞ知る・・・このダムの美しさに感動した一日でした


8月17日 松本&安曇野 散策
長野の夏休みはとても短い
妹の最後の休みの日に、松本と安曇野に遊びに行こうと計画しました
安曇野には、弟の連れ合いの実家があります
今回の長期滞在、実は八千穂高原ではなく、安曇野方面を探していてお義母さんたちにご尽力いただいた経緯があり
挨拶もかねて行こうということになりました(行ってすぐに一度は挨拶に伺っていたのですが、バタバタしていたので・・・)

すると実家を出てすぐに息子から連絡が入り、今から来るというのです
この週に来たいことは連絡を受けていたのですが・・・
レンタカーで来る息子とは松本城で落ち合うことになりました

松本の街を散策しました
夫は予てからサイトウキネンフェスティバルに行きたいと思っていたのですが叶わず
松本市美術館で、その歴史の展示を見てきました
いつかきっとサイトウキネンフェスティバルも聞きに行きたいと思います


松本&安曇野 散策
安曇野は、NHKの連続テレビ小説の影響で、道が渋滞していました
そこで、美味しいお蕎麦をいただき、大王わさび園だけ立ち寄りました
「ひまわり」にもよく出てくる小川は、以前来た時に見た素敵な小川ではありませんでした
観光用のボートが何艘か浮かんでいました
そのボートに乗るために長蛇の列ができていました
何年か前に来たときは、澄んだ水の中で、きれいな緑色の水草が泳いでいました
水草にコケがついたようなよどんだ感じがしました
どうしてこんなに川幅が狭いのにボートなどを入れたのでしょう
観光のために、美しい自然を壊さないでほしいと強く感じました
そしてわさび田は夏の強い日差しを避けるために、日よけをしていました
青々したわさびの葉を上からは見ることはできませんでした
ちょっと残念に思った安曇野でした